都市計画マスタープラン実習5班

背景・構想土浦市の現状

現状・課題




土浦市の将来推計人口は 2050 年には,10 万人を下回り,財政収支も 10 年後までに 160 億円の財源減少が見込まれています。すなわち,土浦を支える「資金・ひと」の不足が課題として挙げられます。それらは,市内産業の衰退や生活サービスの低下などの問題を引き起こすことが想定されます。

全体構想

コンセプト



現状の課題に対し、 行政が「支えるものを減らす」こと 市民や関係人口などによって「支え役を増やす」ことをコンセプトに掲げます。人口減少時代に即した公共サービスの再編と、市民や関係人口がサービスの利用・運用に関わる機会の増加を目指します。

目標


将来的には居住者の転出防止や来訪者の増加などによって人口減少を緩やかにすることで、経済の活性化や行政の資金確保を行います。このことによって、「ひと」・「資金」の不足を循環的に改善させ、持続可能な「不滅の土浦」を目指します。

地区別構想

全体構想に基づき、それぞれの地区をこのように定めます。

中央地区:交通整備と歴史・自然環境の活用
北部地区:工業機能の強化・生活拠点
南部地区:商業・業務機能と安全性の強化
新治地区:住環境の改善と地域資源の活用

以下は地区別構想を達成し、私たちの掲げる未来を実現するための施策を地区別に示したものです。