部門別構想
生活を「維持する」コミュニティ 生活コミュニティ
生活を「つくる」コミュニティ 共働
在宅で介護や育児を行う際、テレワークが可能になれば在宅 で仕事をしながら介護をおこなうことが可能になる。テレワー クの導入によって、介護や育児をしながらも仕事を続けやすい 環境を目指す。テレワークを行うメリットとしては、働いてき た人が辞めてしまい、新しい人を雇い教育するコストよりもテ レワークで仕事を続けてもらうコストのほうが低いという点 にある。市としてテレワークを推進している企業、労働時間の 短縮が行われている企業に対して表彰・認定を行いテレワーク を推進する。
土浦市内には要介護者・支援者はおよそ5000 人いる。一方 で、介護施設の定員は3000 弱と介護施設が大幅に不足してい るというのが現状である。今後、高齢化に伴い、介護施設がま すます不足することが予測される中で、在宅介護は必要不可欠 である。 在宅でひとりの要介護者に対して支援者がつきっきりにな ることはお互いに息苦しく、支援者の介護鬱などを引き起こす可能性がある。これを近所や同じ中学校区の支援者が共同で介 護を行うことにより解決を目指す。3~4 人で介護グループを 組み、共同で介護を行うことで介護の悩みやストレスを相談で きたり、昼間の時間など2 人で3~4 人の要介護者をみること が可能である時間などには交代で働きに出たり、買い物など生 き抜きの時間にあてたりと自分の時間を持てるようになるこ とで、介護のストレスが削減され、無理なく在宅での介護をつ づけることができる。 市としては、市内の在宅介護をおこなっている人、行おうと している人をつなぎ、共同介護をおこなうチームをつくり、グ ループ内でのもめ事を防ぐためルール作りに関与する。また、 空き家をリノベーションして共同介護をおこなう場所の提供 を行う。また、医療機関との連携を図れるよう、各グループに かかりつけの医療機関を定める。
生活を「豊かにする」コミュニティ 駅前広場
土浦駅周辺で、ペルチ土浦の閉店・イトーヨーカ堂のURALA 撤退など大々的な駅前商業撤退や、イオン土浦による商業台頭 から、これら郊外型商業施設との差別化が急務である。また、 幅3m ほどのペデストリアンデッキに歩行空間を絞られ、人々 のすれ違いが少なく、駅前の空間を素通りし、滞留時間がすく ない。結果、駅の中心地としてとしての賑わいが不足している。 公共施設(アルカス土浦・市役所)中心に、商業施設に頼ら ない駅前の賑わい創出を目指あう。市民の活動拠点の場とし、 将来的には公共サービスの集約化を目指す。
●市民が出会う・行きかう場
●市民がとどまる場
●市民の自己表現の場
①ロータリーの工事
現在のタクシープールをバスロータリーの中心に組み込む。
そして空いた土地に芝生や遊歩道を組み込む。平日は現在のよ
うに自家用車の乗降場所を駅に寄せるが、土日祝日に関しては
通行規制をし、芝生の広場を歩行者天国にすることで、人々が
行き交い、出会う場となることを目指す。
②留まる場づくり
地元カフェやキッチンカーを誘致する。また、テーブルや椅
子の設置を行い、オープンテラス化し滞留時間を増加させる。
③市民活躍の場づくり
アルカス土浦ギャラリーの活用促進やステージ設置による
ミニコンサート開催によって市民が自身の特技や趣味を披露
する場となり、市民活動が活性化されることを目指す。
