|
施策1-霞ヶ浦医療センター移転計画および跡地の利用-
- 霞ヶ浦医療センターの財政状況
- 霞ヶ浦医療センターは土浦協同病院に次ぐ250床の病床を持つ中規模病院である。しかし、平成20年に累積債務約11億円を抱えており、存続が危ぶまれている。そこで、駅前の再開発事業に伴い建設予定のビル内に霞ヶ浦医療センター移転を提案する。

- 霞ヶ浦医療センターの移転計画


- 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業 基本設計概要より引用
- 霞ヶ浦医療センター移転にかかる費用
- 用地取得費+建設費:約34億円
- 病院機能の移転費用:約55億円
- →総額約89億円
- 霞ヶ浦医療センター移転によるメリット

- 土浦協同病院の移転計画
- 土浦駅前に移転した霞ヶ浦医療センターの跡地に、現在老朽化に伴い移転場所を探している土浦協同病院の移転を提案する。
- 土浦協同病院の移転候補地として郊外が挙げられているが、土浦協同病院が郊外に移転した場合、中心市街地の空洞化や医療サービスの低下が懸念される。霞ヶ浦医療センター跡地に土浦協同病院を移転することにより、それらを防ぐことが可能となる。
- 霞ヶ浦医療センターが移転する際の費用には、霞ヶ浦医療センターがあった土地の売却収益を充てることにより捻出する費用を削減できる。
- 現在の霞ヶ浦医療センターの地価は42,600(円/平方メートル)であり、118,609(平方メートル)分で50億5千万円(移転費用の56%)の売却収益が得られる。
|