5-3 交流重点整備計画

5-3-1 背景

  我々の掲げる「地域と地域つながるまち」を実現する上で、現状として地域間のつながりが希薄である。特にこれまで多くの人々を惹きつけていた土浦駅前の商店街が衰退している。
  また現在、NPO法人によって地域コミュニティバス「キララちゃんバス」が運行され、協賛店との間で地域通貨「キララ」が利用されているが、“バスの回数券”としての利用に止まっている。したがって、中心市街地の活性化や道路混雑の解消を行い、地域間交流を創出する必要がある。

5-3-2 目的

  地域通貨を活用し、商店街、農業の活性化や公共交通の利用促進を進め、地域間コミュニティを創出する。

5-3-3 施策内容

地域通貨の利用拡大

  地域間コミュニティ創出の手段として、現在の地域通貨「キララ」を改良する形で導入する。

-「キララ」について-
  NPO法人まちづくり活性化土浦と協賛商店街の間で発行されている地域紙幣。コミュニティバスを利用した上で協賛店にて1000円以上の買い物をすると、100キララを配布。
  また、NPO法人から1000円=1000キララで直接購入することができる。100キララはコミュニティバス乗車1回分(100円)に相当し、他の用途には使用できない。(図5-5)

  「キララ」を手に入れる機会及び使用できる範囲を広げることにより、より効果的な地域通貨にしていく。例えば、現在の商店街店舗だけでなく、新治地区の農家やNPO団体にも協賛事業者を拡大し、農作ボランティア活動に対して「キララ」を配布する。
  また協賛店での「キララ」対象商品・サービスや、土浦市内の農家で収穫された地場産品をキララで購入できるようにする。さらに、キララちゃんバスだけでなく、コミュニティ交通網のどの地域でも使用できるように範囲を拡大する。(図5-6)

土浦市現在のキララ流通経路
図5-5:現在のキララ流通経路

土浦市改良版キララ流通経路
図5-6:改良版キララ流通経路

  「キララ」によって公共交通機関の利用や、商品サービスの享受だけでなく、商店街や農家、NPO法人といった協賛事業者に興味をもってもらう。ボランティア活動への参加の動機づけともなる。

backnext