第3章 重点整備計画 (4)3.4. 錬魂村3.4.1. コンセプト農業の後継者問題の解決、および農業を通した人材育成を目的として、新治や神立南地区に「練魂(れんこん)村」をつくる。また、若い人材を利用して、農業を通じた「体験」型の教育プログラムや、ここで得た知識や技術を生かし、自ら生産したものを「職業体験」として中心市街地での販売へと「体験」の幅が広がることを期待している。 3.4.2. 背景
土浦市における「課題」と「資源」の有効利用を考えて、図3-9のような錬魂村を提案した。農をはじめとした土浦の農村の伝統的な文化・技術の体験を通して、都市部である中心地区・荒川沖地区などの子供たちの情操教育を行う。また、高校生・大学生など若い人材の市民活動の場としても位置付け、農業の人材確保を図る。 課題点:
資源面:
3.4.3. 具体的な提案<方法と効果>
図3-10は練魂村のフロー図である。企画・運営はNPOが行う。新治地区の農家の方々の協力の下、農地・森林を利用し、また講師として招く。「村民総教師」をキャッチフレーズに、さまざまな方にさまざまな講座・プログラムを行ってもらう。 プログラムは学校の放課後や、夏休みなど長期休業中に実施する。中心地区・荒川沖地区はじめ市内の子供たちは、それぞれ参加するプログラムごとに練魂村に出向き、参加する。子供たちの保護者(図3-10の「家庭」に相当)は、一緒にプログラムを受講したり、プログラム運営のサポートに当たったりする。このようなプログラムを外部の人にも参加できるようにし、土浦のPRとともに市民との交流を期待する。 <小学生向けプログラムの例>
学生のサポートスタッフは、高齢者の農作業の手伝いや、企画・運営のサポート、プログラムの作成などを行う。これらの活動を通して農業や郷土への理解を深め、後継者の育成を図る。活動成果を中心市街地の待ちかど蔵で発表したり、作品を販売したりといった広報活動も行う。これらの活動により、子供や学生の教育だけでなく、地域間・世代間の交流も促すことにより、持続可能な街づくりへとつなげる。NPOを中心として多様な人々が運営に参画するため、土浦ならではの特色あるプログラムになると期待する。 |