「テクノパーク桜におけるロードサイドショップと通過交通の共存の可能性を探る」
第3章 地区内の交通量について
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3-1 休日交通量(6月6日(日))
全体では、通過交通よりもテクノパーク桜に目的を持つ来訪者の割合が多く、来訪車と通過交通の割合は、それぞれ69.8%、30.2%を占める。
各地点相互間の通過交通に着目すると、終日、柴崎・台坪方面からは金田方面へ向かう車の比率が高い。また、金田方面からは、日中は台坪方面へ、夜間は柴崎方面へ向かう車の比率が高い。
台数だけを比較すると、金田方面から台坪方面へ流れる通過交通と、来訪車に関しては柴崎方面からの車の比率が最も多い。
桜から発生する交通について、早朝は金田方面へ向かう車、それ以外は柴崎方面へ向かう車が多い。
各時間帯別では、早朝は各方面から金田方面へ向かう車、昼間は各方面から台坪方面へ向かう車、夜間は各方面から柴崎方面へ向かう車の割合が高い。
3-2 平日交通量(6月9日(水))
来訪車と通過交通の割合は、それぞれ55.8%、44.2%で、休日同様に来訪車の割合が通過交通のそれよりも多い。
通過交通に関して、終日、柴崎・台坪方面からは金田方面へ、金田方面からは台坪方面へ向かう車の比率が高い。
桜から発生する交通量について、朝夕は金田方面へ向かう車、その他の時間帯は柴崎方面へ向かう車の割合が高い。
台数だけの比較と各時間帯別の比較では、休日と同様の結果が出ている。
3-3 将来交通量について
・県南事務所の予測将来交通量: 7,200台(しらかし通り)
・現時点での桜地区への来訪車数
平日: 8,825台、休日: 11,150台
さらなる交通量の増加要因: 通過交通量、新たな商店・住宅の立地
↓
予測交通量をはるかに上回る(商店の集中が予測されていないため)
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桜地区の集客力が上野新治線に派生する可能性も考えられ、予測交通量の見直しが必要
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