意識1 | 水質に対しての一応の基準 |
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意識2 | 利用者層を想定した公園運営 |
意識3 | 現状に対しての問題意識の存在 |
以上のような行政の考え方・運営方針を聞いて,考えた問題点.
問題1 | 現管理者は設計段階で関わらなかったゆえ,管理能力(費用)を超えた施設を保有するに至ったのではないか? |
問題2 | 都市計画上必要であるとか,既にあるからといって,現状のまま運営して行くことは果たして良いのか? |
公園内に池を設置するに当たっての方針 | ・公園内における池の位置づけ ・池を造るにあたっての利用者層の想定 ・池の水質水準 ・池の管理費用の考慮と建設費用 |
現在の公園の池について | ・設計時の各公園での池に対する考え方と高水準な水質について考えていたこと ・管理業務及び費用の市への負担について ・水質の抜本的改革などの改善策 |
住都公団からの回答
・池のメンテナンスの手間・費用などの造成後の管理はあまり考えていなかった.水質維持では井戸から地下水を利用しようとしたが,動物のためにそれが困難になっている.
・都市軸上の公園をペデストリアンデッキ沿いに配置し,修景的な公園という位置づけがあるので水面が必要であるとの認識から
池を設置した.池を造るにあたり,柵の有無や溺れない浅さなど安全性を最重要とし,管理費用は運動施設については
考慮した.
・水質は,旧来の沼を利用した洞峰公園のみ調査・検討し,当時は問題なしだった.また,建設時には管理行政と協議した.