魅力ある子供の遊び場を求めて
第1章 はじめに
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1-1 目的
私たちは子供の遊びと公共施設との関係に注目した。中でもつくば市が周りの地域より整備水準の公園と児童館に着目した。しかし,実際に行って見ると児童館は盛んに利用されていたが,公園は中心地区でも子供にあまり利用されていなかった。そこで公園は除き,利用者である子供の行動を重視して,調査対象を子供の遊びと児童館にした。
1-2 概要
市民が都市で生活する上で公共施設は欠かせない。つくば市内にも様々な公共施設が点在している。市民は公共サービスを必要なだけ享受しているのだろうか?整備水準はどうか?新聞に「市の予算を児童館が圧迫している」という記事があったが,果たして教育面を考慮してもそう言えるのか?
そこでアンケートを実施し,児童館と児童の遊ぶ機会が十分であるかどうかを分析した。児童館が魅力ある子供の遊び場であると認められれば,市の財政などを考慮したうえで,その代替案などを考える。
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