▼方法
班員から挙げられた問題点を場所ごとに仕分けし、各々の場所に班員を調査のた
め1名ずつ派遣し、調査シートを用い、観察調査を行い、問題点がわかる写真を撮
影する。調査時間は問題ごとに発生する時間が異なるため、すべての休み時間(ペ
デストリアンが利用されている時間)において行う。曜日による特性があることが
考えられるが、特に平日であれば噴出してくる問題点には差がないと考え、調査は
1日だけ行った。
▼調査日時・天候
5月18日(月)・雨
▼調査結果
場所ごとによる様々な問題点を発見した。
▼調査結果からの考察
場所ごと挙げられた問題点は、歩行者との交錯、路面が滑りやすいこと、幅員が狭いこと、柱による死角ができていることなど多岐にわたった。この日は雨天だったこともあり、それほど目立った混雑はなかったが、混雑が激しいのは自転車交通の多い晴天時だと思われるので、晴天時の調査として第2次調査を行う。
▼方法
第1次調査と同じ方法で、晴天時における問題を調査する。
▼調査日時・天候
5月27日(水) ・曇
▼調査結果
残念ながら快晴とはならなかったが、雨天時に比べ自転車の混雑が見られた。道幅や形状といった構造の問題や、通路上にはみ出ている迷惑駐輪などが、混雑の主な原因と見られた。
▼調査結果からの考察
第1次調査、第2次調査の結果からから、実験を行う場所を選定する。特に混雑問題が発生している場所は体育・芸術専門学群棟間、外国語センター前、大学会館キャッシュコーナー前、第1学群棟付近の4箇所であった。 (その際「筑波大学交通調査長期構想策計画」も参考にした)その内、体芸棟については通路が狭いなどの耕造上の問題が大きく今回の実験の目的から外れるため、実験対象場所からは除いて実験を行う。