ペットボトルの分別とリサイクルの実態及び提案
第1章 実験の背景と目的
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1-1 背景
現在,ごみ問題が全国的に大きな社会問題になっている.特に,プラスティック類の
不完全燃焼により発生するダイオキシンの問題は連日報道され,ごみ問題の深刻さ
を物語っている.
日本では,1日1人当たり約1kg,年間約5000万tのごみを出している.
このまま行くと日本の最終処分場はあと数年でいっぱいになると言われ,
各自治体では容器リサイクル法やダイオキシンを含めたごみ問題の対策に追われている.
1-2 目的
この実習の目的は,特に学生宿舎を含む大学構内のごみ問題の現状と課題を明らかにし,
身近なところからごみ問題の解決方法を考え提案することである.
テーマは,ペットボトルの分別の改善とリサイクル資源の追跡の2つを柱とした
「ペットボトルの分別とリサイクルの実態及び提案」である.
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