つくば市は交通事故発生件数が、茨城県の中で2番目に多い。
交通事故発生件数自体は年々減少傾向にあるものの、平成20年と平成21年を比べると、事故発生件数は減っているが、全事故に占める自転車事故の構成率は14.60%から15.80%へと増えている。(図1)
また、年代別では私たち大学生の年代が全体の約36%と事故に多く関わっていることがわかった。(図2)
あるヒアリングの結果からは市内の小中高の学生が関わる交通事故の総数よりも、筑波大生が関わる交通事故ほうが、発生件数は多いという。
また、総務省統計局の調査データによると私たち大学生の主な交通手段は自転車であるようにつくば市は他の都市よりも自転車利用が多い。
以上のことから、私たち防災班は筑波大学生にとって身近で最も多く利用する自転車に関する事故が起きる要因を明らかにし、筑波大学生の自転車事故を減らすための提案を挙げることを目的に掲げた。

図1 交通事故発生件数と自転車事故

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