文献 | 「歩行者の空間:理論とデザイン」 ジョン・J・フルーイン 長島正充訳.鹿島出版会,1974. |
内容 | パーソントリップ調査法やコードン調査法など、さまざまな調査法がある |
今回の調査においては、それらの方法をそのまま活用することは出来なかったので、独自の計測方法を採用した。上記文献を参考に留意した点は以下の通りである。
・調査時間の違いによるサンプリング誤差を防ぐために、曜日、天候に注意する。 ・1時間単位で集計する。ただし、測り始める時間、実測時間は統一させる。 ・調査時間帯は、対象施設や店舗の開始時間を考慮して決める。 |
実施日 | 6月5日(日) | ![]() 図3.1.1:調査場所 |
天候 | 晴れ | |
時間 | 午前10時から午後8時 計10時間 | |
場所 | つくばセンター広場のペデ上 | |
方法 | つくばセンター広場の出入り口となるペデ上で観測。各時間帯において20分間観測し、それぞれを3倍して1時間あたりの交通量とし、それら10時間分を足し合わせた。 |
・地点1は、郵便局方向に目立った施設は無いにも関わらず、収容力のある駐車場の隣接のためか、歩行者数は地点1と2、4ではあまり変わりなかった。 ・地点3の歩行者数が多い。(クレオスクエア方向:約7,000人 つくばセンター広場方向:約6,000人) ・地点3の結果より、クレオスクエアの休日の来場者数(約6万人)のうち、ペデを利用する歩行者数(つくばセンター広場に向かう人)は、約10%であった。 つまり、クレオスクエアのみを目的とする人が多い。 ・地点2,4の南北ペデに関しては、文化施設や限られた目的の施設の立地のためか、交通量は地点3の約半分であった。 |
![]() 図3.1.2:各方向の歩行者数 |