1.1背景

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研究学園都市の中心には、南北に縦貫している遊歩道、ペデストリアンデッキ(以下ペデと略記)が存在する。

赤塚公園から筑波大学までのつくば公園通り(約5km)を中心に、その全長は約48km(筑波大学部分は除く)にも及ぶ。
ペデは、多くの場所で車道と立体交差し、自然が溢れ、歩行者が安全で快適に歩行できるように設計されている。

また、ペデ沿いには商業施設や文化施設など、大、中、小規模の様々な施設が多く立地している。

しかし、ペデ上には商業施設が非常に少なく、人の賑わいは見られない。
そして、ペデ沿いに立地している施設は不連続に配置されている。また、距離も近くはない。

つまり、目的以外の施設に訪れる可能性は低いと考えられる。

一方、2005年8月24日にはTX(つくばエクスプレス)が開通し、つくばセンター地区(以下センター地区と略記)には終着駅のつくば駅が開業する。
これによって、つくば市に今まで以上の集客が期待できる。

:飲食店 :日用品店(コンビニ含む) 
:非日用品店 :公園 :駐車場 
図1.1:センター地区周辺の施設配置図

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