【4.提言】
これからの行政システムは情報伝達技術の発達、普及とともに様々な展開が考えられている。つくばエクスプレスの完成をきっかけに、つくば市そのものも変容を迎えることだろう。そういった事実からもこれからのつくば市におけるより良い庁舎形態は分庁舎方式などの既存方式ではなく、もっと新しいものだと考えられる。
先端技術の導入により、職員数や業務内容などの削減など抜本的な変化をふまえた、まったく新しい庁舎形態が誕生して良いのではないだろうか?この元ダイエー+三井ビル案は低コスト且つ効率的であり、一つのランドマークとしての機能までも持っている。さらに中心部であるにも関わらず、多くの緑地、憩いの場に隣接している。
また、窓口業務のネットワーク導入ができれば、その利用法はこれから先、年金や納税や選挙など際限なく広がっていくと言えるだろう。
市民にとって親しみがあった商業施設ダイエーの転用は突飛な提案だと思われるかもしれないが、私たちとしては様々な問題を十分に検討・考察した上での提案である。それゆえに、この案にこれからのつくば市を牽引しうるような魅力を感じてならない。
よって私たちはこの元ダイエー+三井ビル案を最終的な提案として提言する。
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