第1章 序論


1.1 研究の背景及び目的


公民館は社会教育法第20条により施設提供、学習事業の実施、情報提供の3つの機能を持つ 社会教育施設とし、住民の日常生活に最も身近な「生涯学習」の場として位置付けられている。 そして、さらに現在では地域住民のコミュニケーション、いわゆる「地域づくり」の場としても 公民館が重要視されている。

しかし、実際は公民館は利用されているのだろうか。 そして公民館は住民にとって「地域づくり」の場として使われているのだろうか。 また、つくば市の特性として地域ごとに様々な属性の偏りが存在するが、 各地域の公民館はその偏りに対応したものになっているのだろうか。

これらの疑問からつくば市の公民館の現状を知るためにアンケート調査をおこない、 それを分析することでこれからのつくば市の公民館のあり方を提言していく。



1.2 研究のフロー





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