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POLICY 01

公共ライドシェア

背景と課題

現状、新治地域において利用が可能な基幹交通は、高岡・筑波山・下妻方面の路線バス一本のみであり、バス路線周辺から外れた場所は、乗り合いタクシーによって公共交通の機能を補完しているという状況です。しかし、乗り合いタクシーは土浦市内全域の公共交通空白地帯をカバーしていることや稼働台数は現状4台、運転手5名であることから、供給量は不足していると考えられます。
公共交通の不便性に加え、新治地域では他地域と比較して高齢化率が高く、約4割に及んでいるという現状も抱えています。人口は減少傾向にはあるものの、2025年度において約7,000人が地域内で生活をしており、数十年間は公共交通の維持は必要だと考えられます。さらに新治地域内に商業施設や病院等が少ないことも踏まえると、徒歩や自家用車が利用できない高齢者にとっては日常生活に不便を感じている人は多く存在すると考えられます。

施策内容

地域住民やボランティアがドライバーとなる「公共ライドシェア」システムを導入します。専用アプリや電話での予約に対応し、ドア・ツー・ドアに近い柔軟な移動サービスを提供します。
また、公共ライドシェアの条件として、公共交通空白地帯の中でのみ運行が可能なため、地域内でのみ完結する交通手段とします。また、既存バス路線との乗り換え場所として、新治地区公民館を交通結節点として位置付けます。その際、既存のバス路線は新治地区公民館を通らないため、バス路線の一部再編を行います。
また、サービスの利用促進を図るため、後に説明する「スーパー公式Webサイト」施策と合わせたMaaSを導入します。スマホアプリとして土浦市のサービスを一括で行えるプラットフォームをつくることにより、市民の目に触れる頻度を上げることができ、効率的な情報発信が可能になります。また、AIを利用した道路の渋滞状況の把握や乗り換えの時間帯の表示、交通機関のチケットや施設の一括予約などを可能にし、交通利便性を高めます。

ライドシェアのイメージ図

図1:公共ライドシェアのイメージ

期待される効果

交通不便地域の解消、外出機会の創出による高齢者の健康増進、地域コミュニティの活性化等が見込まれます。
また、公共ライドシェア事業を行っている地域住民・ボランティアドライバーに対して、二種免許取得の支援を行います。これにより、将来的に既存のタクシーや路線バスのドライバーへの雇用創出につながることも期待されます。