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消防団車庫削減 [団・捨]

背景

 新治地区の消防団車庫は18棟あり、人口は5%ながら全体のほぼ半分を占めている状況になっています。また新治地区の消防団車庫の3分の2は築35年を超しており、防災面からも改修又は解体し適正化を図る必要があります。

提案内容

 私たちは、新治地区において消防団車庫を削減することを提案します。削減対象は築35年以上の消防団車庫とし、削減対象にならなかった車庫においては改修工事を行います。また削減する車庫においては、防災コミュニティの場所として維持するための事業を行います。

 今回の施策では新治の人口の90%が消防団車庫の1km圏内、新治消防署の1.5km圏内にいるようにします。この場合、12棟ある築35年超の消防団車庫のうち9棟が削減され、3棟が改築されることになります。消防車の現場到着所要時間を5分未満することを維持し、その水準を維持できるようにするため1km圏内と定めています。

 また防災コミュニティ維持対策として、消防団の広域訓練や分団の統合を進めていきます。また、防災コミュニティ維持のため消防団の広域的訓練や分団の統合なども進めていき、車庫が与えていた地域における影響を維持します。

効果

 この施策を行った場合、車庫の解体費やコミュニティ維持のための対策費などもかかりますが、事業費用として年間1700万円の維持費削減が出来ます。またその結果、車庫改修費は2年で回収することが可能です。