荒川沖地区
オープンガーデン


また、このような地域内の効果や個人に対する効果だけではなく、オープンガーデンを行うことで、 地域外から参加者や見学者が地域を訪れる。この計画における市の役割は、宣伝や庭の位置を示したマップの作成、 印刷や案内などの裏方で、市民のサポートをすることである。 土浦市でどれくらいの波及効果が見込まれるか以下で考える。 実施者が50軒、実施回数が春、夏、秋、冬の計4回で各期間での実施日数を2日と仮定する。 また、オープンガーデンを行っている宝塚市や三田市を参考に、土浦市で来場者が多い場合(6000人)、少ない場合(3000人)、 そして市の支出が多い場合(200万円程度)、少ない場合(70万円程度)を組み合わせ4つのシナリオを用意した。 茨城県経済波及効果分析シートを使いオープンガーデンの経済波及効果計算した結果(表2)から、 オープンガーデンは少しではあるが地域経済に波及効果をもたすことができることがわかった。