医療・くらし拠点の概要
2016年に協同病院の移転が行われ、さらに介護施設などの充実などによって、これから医療や介護の中心となることが期待されるおおつ野地区を医療の拠点とする。
IoTを活用した在宅医療
土浦市では公共交通空白地帯での高齢化率の上昇をみることができる。また、人口減少によって市全体に医療サービスを提供することが将来的に困難になると予想されることから、場所性にとらわれない在宅医療システムを提案する。 IoTとはInternet of Things の略であり、日本語ではモノのインターネット化と言われるようにインターネットに接続されたモノを指す。この活用によって今まで必要だった人的コストや移動コストの削減や、サービスの効率化などが期待できる。
いきいきファーム
高齢化の進行にともなって、障がい者や高齢者のリハビリの需要は増加すると考えられる。また、一方で新治地区では耕作放棄地の増加が問題になっている。そこで、農業と連携した新しいリハビリの形を提案することで、新しい介護の形を提案すると同時に、土浦市の豊富な耕作地の活用が出来るケアファームを提案する。 ケアファームとは障がい者や高齢者のリハビリに農園を活用するもので、利用者は農作業を通してリハビリを行う。2015年には1400か所のケアファームが存在していると言われている。