東京から60km圏内にあり、霞ヶ浦西岸に位置している。面積114ku、人口約14万人を誇る県内有数の都市であり、県南行政の中心地。JR常磐線、常磐道、国道6号などによってアクセス可能である。また、霞ヶ浦の水、筑波山の緑等、豊かな自然に恵まれている。土浦市は、かつての城下町や蔵の町の雰囲気が残る、歴史あるまちであり、水戸街道の宿場であった土浦は、交通の重要な拠点となっていた。明治時代には、日本鉄道海岸線(現常磐線)が開通し、交通の重要な拠点としての役割をさらに充実させた。
戦後、首都圏近郊の立地条件や水辺環境を生かしたレンコン栽培が盛んになった。1980年代の土浦には複数の百貨店が位置し、商圏はおそらく現在のつくば市よりも広かったと考えられている。駅前のバスターミナルからは現在よりも多くの運転系統のバスが発着し、茨城県南部の要衝であった。