[基本構想]

I. 序章

1. 土浦市の歩み

『つちうら』の始まりは、先土器時代に溯る。 霞ヶ浦はまだ海であり、海の幸にも山の幸にも恵まれた豊かな土地として、 人々の生活が営まれてきた。 慶長8(1603)年、江戸幕府が開かれた。 土浦地方は土屋氏に支配により現在の亀城公園を中心とした城下町が形成され、 水戸街道と霞ヶ浦を利用した舟運による水陸交通整備により交通の要衝と物資の集散地として発展した。 その後も、常磐線の開通、霞ヶ浦海軍航空隊の設置により発展し、 終戦後も茨城県県南の中心としての役割を果たしてきている。 しかし、研究学園都市誕生、バブル崩壊等により現在は苦境にたたされている。

 


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