中心市街地における具体的施策2

 土浦市役所移転計画


<土浦市役所の現状>

 浦駅より約1.4km、最寄りバス停から徒歩5分であり多くの利用者は自動車で訪れる。小高い丘の上に立地しているため、その高低差が徒歩の高齢者にとっては厳しいものとなっている。訪問者用の駐車場は第一駐車場に109台(うち3台が身障者用)、第2駐車場に45台、職員用は約200台の駐車場が確保されているが、第1駐車場にいたっては、常に満車の状態である。建物は老朽化が進み、規模的限界という問題も抱えている。


<市役所移転場所>

 役所は誰にでも使いやすい場所にあり、また市の顔、象徴としてあるべきである。そこで現在使用されていなくて目立つ場所にある旧東武ホテル(土浦駅西口から徒歩2分)を建てなおし、新しい市役所とする。



旧東部ホテル


<跡地利用>

 在の市役所は高台に位置しており、すぐそばを国道125号線がとおっていることから、土浦市の名産品であるレンコンをはじめとする野菜や地元のものが買える直売所とする


<<新市役所>

 ララと並ぶ中心市街地(駅西口)の顔という役割を担い、高架橋を通る車からも“土浦市役所の存在感”が感じられるデザインを目指す。また、市役所1階フロアについては、市民のコモンスペースとして開放し、市役所の業務機能は設けず情報端末の設置のみとする。土日・祝日に関しても、1階フロアにて住民票や土浦市内の公共施設の利用予約ができるようにする。(千葉県市川市内のシステムを参考)駐車場については、職員用は現川口運動公園内(新図書館予定地)に設ける。訪問者用については次で触れる。

    新市役所のイメージ



図9.新市役所の位置


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