中心市街地における具体的施策4
空き店舗の利用 〜チャレンジショップ〜
<チャレンジショップとは?>
チャレンジショップとは、商業意欲のある若者に安く店舗を貸し出し、商業のおもしろさやノウハウなどを実践によって学んでもらうものである。富山市では1997年から「フリークポケット」と呼ばれるチャレンジショップを運営し、現在では市民にその存在が浸透している。今回、土浦市の中心市街地に点在する空き店舗をチャレンジショップの場として活用し、街の活性化を図ると共に「店を持ちたい」という人たちの夢を実現させる手助けを行う。
中心市街地に現存在する空き店舗
<富山市の実例 −FREAK POCKET−>
FREAK POCKETの立ち上げは平成8年の夏。理由はかつての商店街のにぎわいと活気を取り戻すことと、空き店舗対策。若者の情熱とパワーに行政や商店街の人々が突き動かされたカタチでミニチャレンジショップFREAKPOCKET事業がスタートした。
運営協議会には、豊富な知識と経験をもったビジネスの専門家たちが所属。創業に対する若者たちの情熱をサポートすることを第一の目的に、様々な 相談に乗っている。銀行とのつきあい方、帳簿の付け方、さまざまなネットワークを活かした商売ノウハウの提供など、勉強会を通じて実務レベルの きめ細かい指導を行っている。
最近では、卒業生が独立開業して少しずつ街のにぎわいが戻ってきている。 空き店舗がなく、独立しようにもお店がない状況になっているが、7月に 設立されるTMOまちづくり会社では、1軒では無理でも2−3軒合同で 大きいお店で開業できるようにサポートする予定である。
MASTER PLAN OF TSUCHIURA CITY