3−2 地域別計画


中央部(中心市街地地域)

現状

霞ヶ浦との関係が希薄で、とくに土浦駅周辺は湖に近接しているにもかかわらず、そのことを感じることが少ない。大型商業店舗撤退後のモール505周辺は人通りが少なくなり、閑散とした雰囲気が生まれている。また、夜の中心市街地といえば桜町に代表される成人男性向けの風俗産業や飲食産業であり、誰もが夜の魅力を楽しめるという状況ではない。

まちづくりの方向性

土浦の夜の魅力が集約し、その魅力にひかれて周辺からも人が集まるまち

・歴史をふまえた「夜」をコンセプトとする中心市街地の魅力づくり

・霞ヶ浦と中心市街地とのあいだの連続性の創造(土浦駅東西の交流の活性化)

・文化的で多様な活動を支援する都市基盤の整備

 

 

 

写真8:中心市街地

 

北部(神立地域)

現状

土浦市の北部地域は土浦・千代田工業団地をはじめとする工業拠点が形成されており、神立駅周辺や並木地区、木田余東台地区には住宅地が広がる。神立駅は土浦市北部および近隣自治体の玄関口となっている。

まちづくりの方向性

職と住が近接したゆとりあるまち

・工業拠点周辺の住環境の整備

・生活サービス機能の拠点性の向上(神立駅周辺)

・近隣自治体との連携

 

 

写真9:神立駅

 

写真10:神立の工業地域

南部(荒川沖地域)

現状

周辺地域や東京方面の各都市との交流が盛んな地域である。幹線道路沿いには郊外型大型店が多く出店し、周辺地域からの人々の来訪も多いが、住宅地内の通過交通等の問題も生じている。

まちづくりの方向性

「広域的な交通の結節拠点として、高い利便性をもつまち」

・住民の高齢化、インフラの老朽化に対応した既存住宅地の再整備

・通過交通を考慮した幹線道路の整備

・駅へのアクセス性の向上

・大型店と住宅地の共存

 

 

写真11:荒川沖駅

 

東部(おおつ野及び周辺地域)

現状

 中心市街地とつながる幹線道路の整備が他地域に比べて遅れており、とくに霞ヶ浦沿岸の既存集落地域の道路が狭い。近年開発されたの新規住宅地に人口が張り付いていないことの背景には、医療施設等生活支援施設が少ないことも一因と考えられる。

まちづくりの方向性

「身近な医療や福祉が充実した、誰もが住みつづけることができるまち」

・自立型郊外居住のモデルの提示

・自家用車に頼らない公共交通の整備

・医療や福祉の充実

 

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写真12:おおつ野地区の現況

 

 

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写真13:霞ヶ浦沿岸の集落

霞ヶ浦沿岸地域

現状

 葦の茂る自然湖岸のほか、スポーツやレクリエーションの施設をそなえる霞ヶ浦総合公園、水質浄化や親水空間となっている土浦ビオパークなどの親水空間が沿岸には存在する。今後は沖宿地区に研究・体験型学習施設として霞ヶ浦環境センターの建設が予定されている。

まちづくりの方向性

「既存施設と既存資源の連携による身近な親水空間づくり」

・アクセスのしやすい親水空間の整備(土浦駅前の川口運動公園の再整備) 

・沿岸に点在する既存資源、既存施設の連携による霞ヶ浦の魅力の向上

 

 

写真14:霞ヶ浦の沿岸

 

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