都市解析 K83 1501 |
|
第1学期 水曜1・2時限(2単位) |
対象: 2〜4年生 |
担当教員:大澤義明
3F1128 内線5224
メール: osawa@sk.tsukuba.ac.jp Office hour: 随時(ただし、事前にe-mailで連絡のこと。)
鈴木 勉 総B0704 内線5186 メール: tsutomu@risk.tsukuba.ac.jp Office Hour: 火曜 14:00〜15:00 |
|
教科書:栗田 治:『都市モデル読本』,共立出版,(2004). |
|
教育目標:都市を構成する建物,施設,道路などの要素間の関係や秩序,パターンがそれらの持つ機能とどのような関係にあるか,また,都市が展開されている2次元平面の持つ特徴について論じる.地図を見たり,データをながめたりしただけでは分からない数理的方法について教科書を利用して概説する. |
授業計画:教科書の内容に沿って進める |
|
第1週 |
都市の数理モデルと研究のエートス |
第2週 |
ヴェーバー問題と模型解法 |
第3週 |
1次元都市と2次元格子状都市のヴェーバー問題 |
第4週 |
複数施設のミニサム型配置モデルとミニマックス型配置モデル |
第5週 |
連絡通路と距離分布の作用 |
第6週 |
奥平のエレベータ断面積モデル |
第7週 |
人口成長の微分方程式モデル |
第8週 |
人口動態のコーホート要因法モデル |
第9週 |
人口分布の経験式 |
第10週 |
道路パターンと距離分布の理論 |
成績評価:毎週,レポートを課し翌週発表する.宿題の内容(オリジナリティ,密度),発表会質疑への積極性で総合的に評価する.なお,優秀な宿題については,毎週授業時に発表する. |
備考:「微積分」,「線形代数」,「統計学」,「都市構造論」の先行履修が望ましい. |