金融リスク管理論 K62 1501 |
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第1学期 金曜3,4時限(2単位) |
対象: 主に2〜4年生 |
担当教員: 高橋 正文 3F1203 電話853-5559 |
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教科書: 参考書として、Philippe
Jorion(1997), Value at Risk, Irwin Publishingを推奨する。 |
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授業概要・教育目標: 主に確率過程と統計の基礎論を使って金融資本市場に内在するリスクを計量する。 |
授業計画: |
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第1週 |
VaRとは何か、リスクのタイプ、倒産のケース・スタディ |
第2週 |
リスク管理で使われる確率と統計の基礎 |
第3週 |
リスク管理で使われる確率過程の基礎 |
第4週 |
金融市場,金融商品,VaR、及びその数学的表現 |
第5週 |
デリバティブと非線形VaR |
第6週 |
金利感応証券と非線形VaR |
第7週 |
ポートフォリオのVaR |
第8週 |
インクリメンタルVaR、ベータリスク、平滑化法、GARCH |
第9週 |
信用リスクのVaR |
第10週 |
伝統的VaRと新しい計測手法に関する話題 |
成績評価:授業への出席回数(30%)と課題提出(70%) |
備考:微積分、確率統計の授業を受け、単位を取得していることが望ましい |