グローバルシステム演習  K611102

第1学期 金曜 5-6時限(2単位)

対象: 2-4年生(履修希望者が多い場合は社会工学類の34年生を優先する)

担当教員: 藤井 英次 3F1237  電話853-5176

E-mail: efujii@sk.tsukuba.ac.jp   Office hours: 後日公表

教科書:

教科書は指定しない。

授業概要・教育目標:

現実の経済動向を実証的に評価するには経済理論に基づくモデルの定式化、データの収集・加工、適切な統計的手法の選択、プログラムの作成、推定結果の評価・解釈といった多くのステップを踏まなければならない。本演習では外国為替レートの動きを題材として選び、実証分析の基本的な手法を学ぶことを目的とする。

 

授業計画:

1

ガイダンス、序論:経済変数としての外国為替レートについて

2

外国為替レートの構造モデルと時系列モデル

3

最小二乗法による回帰分析・仮説検定の復習、「TSPを使う-1」

4

国際経済データの収集・加工、「TSPを使う-2」

5

時系列データの定常性・非定常性、「TSPを使う-3」

6

時系列モデリング、「TSPを使う-4」

7

モデルによる推計と為替予測、「TSPを使う-5」

8

プロジェクト実習(TSPを用いた推計・分析)

9

プロジェクト実習(TSPを用いた推計・分析)

10

プロジェクトの報告会

 

成績評価: 出席、授業における課題、プロジェクトレポート、プレゼンテーションによる総合評価。

備考: 統計学・計量経済学の理解を前提とするため、履修希望者はこれらの科目を予め履修しておくこと。

 

一覧に戻る