経済原論 K53 1111

学期 1,2時限(2単位)

対象: 主として社会工学類1年生

担当教員:吉田 雅敏  3F 1233 電話8535556

E-mail: yoshida@sk.tsukuba.ac.jp Office hour:月・金16:3017:30

教科書:スティグリッツ著(藪下ほか訳)「入門経済学:第2版」

東洋経済新報社、2004

授業概要・教育目標:

現代経済学への初歩的な手引きを与える。現代経済の特徴、市場の働き、政府の役割などを平易に講義し、理解させる。

 

授業計画:

1

経済問題とは何か?

2

経済学とは何か?

3

経済学的な考え方とは何か?(経済的制約と動機付け)

4

経済学における基本概念(価格と価値、各種費用概念、生産可能性曲線など)

5-6

交換の利益と生産の特化による利益(絶対優位と比較優位)

7

市場経済の役割(需要と供給の法則、均衡と不均衡、価格調整と数量調整など)

8

需要・供給の分析の応用(租税、価格規制の効果)

9

資本市場と保険市場(時間とリスクの経済分析)

10

政府の経済的役割

 

成績評価:中間試験と期末試験による。

備考:受講者が非常に多いので、講義は大教室で行います。毎回、ノーベル賞受賞者スティグリッツの教科書を要約したハンドアウトを配布します。また、他の受賞者が経済学に貢献した内容を関連する講義の中で簡単に紹介します。

 

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