本主専攻は、社会経済問題をシステムとして捉え,経済学的・理工学的アプローチにより,社会経済システムの構造やそれが円滑に機能するための条件を理解し,社会経済問題の発見・問題解決のための適切な政策を学ぶことを目的としている。
この目的のために,次の3エリアを配置している。
【計量分析システムエリア】
社会経済問題への定量的アプローチにより問題解決策を探る。主として計量経済学の手法を用いたデータ分析によりファイナンス等の問題を察する。
【国際・公共システムエリア】
グローバル化した経済のもとでの社会経済システムのあり方を考える。特に,市場の失敗と不平等な所得分配を矯正する公共部門の政策的役割を学ぶ。
【戦略行動システムエリア】
社会経済システムの最重要要素である人間の意思決定・戦略行動を学ぶ。これにより,社会経済問題の解決のための政策評価・立案の基礎を得る。
必修科目
科目名 | 概要 | 標準履修年次 |
社会経済システム 情報演習 |
統計分析用プログラムを利用した統計処理の基本概念と方法を演習を通して修得する。 | 2年 |
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