JSTEシンポジウムは、交通工学研究会における各種委員会の講習会やセミナー、ミニシンポジウム、開催地およびスポンサー企業の企画を併せ持ち、 一度に様々な体験が可能な、いわば交通工学のショーケース的な位置づけのイベントです。毎年 11〜12月頃に全国各地で巡回開催しており、第4回となる今回は、札幌での会場参加とオンライン参加を選択できる方法で開催予定です。
本シンポジウムは、交通工学に関わる最新の技術動向について情報を得ることができ、交通工学に携わる技術者や行政担当者のネットワークを拡げる格好の機会です。研究者のみならず、実務に携わる方々の参加を特に歓迎します。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
当会 正会員|9,900円
特別会員|12,100円
非会員|15,400円
学生|無料
いずれも消費税を含みます。
新型コロナウイルス感染拡大により、交流会は中止とさせていただきます。
交流会会費は、上記の参加費には含まれません。交流会会費は当日現金でお支払い下さい。
申し込みは、交通工学研究会ウェブサイトのイベント情報 (http://www.jste.or.jp/Event/index.html) 「第4回JSTEシンポジウム(札幌)」の参加申込リンクからの事前申込をお願いします。
プログラム・開催方法の詳細やキャンセル、悪天候時の対応、その他注意事項などについては、今後交通工学研究会のウェブサイトにて、情報を随時更新して参りますのでご参照ください。
本シンポジウムは新型コロナウイルス感染防止に最大限配慮した上で実施いたします。参加の皆様にはご不便をおかけすることと存じますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
*プログラムは変更する場合があります.
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企画内容|新たな北海道総合開発計画では、「人が輝く地域社会の形成」、「世界に目を向けた産業の振興」、「強靱で持続可能な国土の形成」を重点目標として着実な推進を目指しています。このセッションでは、北海道の強みである「食」や「観光」関連分野等における成長・活性化、物流や人流などの生活に密接に関わる社会基盤整備、全道へストック効果を波及させるための国際競争力強化や国土強靱化などの新たな北海道総合開発計画の推進施策についてご紹介します。
登壇者|[オーガナイザー]松本一城(国土交通省 北海道開発局),[発表者]大友大輝(国土交通省 北海道開発局),鳥越悠加(国土交通省 北海道開発局),三澤英恵(国土交通省 北海道開発局),菊池誠(ヤマト運輸),橋本澪奈(北海道開発技術センター),爲廣正彦(北海道TOKACHIサイクルツーリズムルート協議会)
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企画内容|交通量、速度等自動で解析可能な実装サービスが増加しています。一方で、画角や環境による精度担保はいまだ不完全という課題を踏まえながら、どこに実装の落とし所をみつけるか議論したいと思います。また、画像解析では及ばないミクロな解析について、3DLidar等点群データによる詳細な解析が可能になっている中、人手、画像解析、センサー系をどのように区分、もしくは組み合わせることでより高度な実装が可能か、方向性を会場、オンライン含めて議論したいと思います。
登壇者|[オーガナイザー]深井靖史(道路計画),[発表者]柳沼秀樹(東京理科大学),他調整中
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企画内容|平面交差は安全で円滑な道路交通環境の“かなめ”です。既に完成された技術だと思われがちですが、実運用ではまだまだ課題山積です。また、より安全な交差点を実現するための革新的な幾何構造、交通運用の工夫、歩行者・自転車・新たなモビリティへの配慮や、自動運転車普及時の交差点のあり方も考えなければなりません。本セッションでは、これから何を考え、調査・研究・実践を行うべきか、それぞれの最前線で携わる方の話題提供により、参加の皆様と方向性を模索します。
登壇者|[オーガナイザー]小根山裕之(東京都立大学),[発表者]小沼良一(首都高速道路),田中伸治(横浜国立大学)
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企画内容|仮想空間、画像処理といった最新技術や、各種データのオープン化は、交通安全対策の分野においても、「人・車・道路」の関係を含む事故発生過程や、高齢化、新モビリティの普及が進んだ「未来」の交通課題を可視化し、これらを通じて、「交通事故のない社会」に貢献することが期待されます。本セッションでは、未来を担う若手技術者より、最新の取組事例を紹介するとともに、あるべき未来に向けて、ディスカッションを行います。
登壇者|[オーガナイザー]池田武司(国土技術政策総合研究所),[研究発表者]多田昌裕(近畿大学),高橋翔 (北海道大学),[若手発表者]藤井駿(オリエンタルコンサルタンツ),髙田直樹(建設技術研究所),多田俊也(長大),松永紘昌(福山コンサルタント),[コメンテータ]蓮花一己(帝塚山大学)
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企画内容|交通結節点や大規模ターミナルが関係する複合都市再生事業の円滑な推進には、関係者間で連携した交通対策検討とそのための体制づくりを行う「工事中交通マネジメント」が重要です。 本セッションでは、工事中交通マネジメントの実践事例を紹介するとともに、今後の事業への展開に向けた課題や課題解決に向けた人流に関するデータやシミュレーションの活用可能性について事業関係者や学識経験者を交えてディスカッションします。
登壇者|[オーガナイザー]末成浩嗣(福山コンサルタント),[発表者]小根山裕之(東京都立大学),佐々木邦明(早稲田大学),横地和彦(UR都市機構),中嶋豊(UR都市機構),山根健太郎(UR都市機構),宮岡拓(UR都市機構)
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企画内容|生活道路・通学路の交通安全対策を進めようとしている自治体職員・実務者を対象としたミニ講習会としてのセッションです。 今回は、新たな施策「ゾーン30プラス」についての講演、そして「交通規制と合わせた物理デバイス設置」とゾーン対策普及(ゾーン30プラスと物理的デバイスによる生活道路対策の状況、降積雪地域における物理的デバイスの普及、ハンプの施工法)をテーマとした事例紹介などから、対策実施における疑問にお応えします。
登壇者|[オーガナイザー]寺内義典(国士舘大学),[発表者]久保田尚(埼玉大学),藤岡基樹(警察庁),小川裕樹(国土交通省),松田奈緒子(国土技術政策総合研究所),榎田洸介(横浜市),中島久智(横浜市),竹本由美(国土技術研究センター),伊藤 将司(福山コンサルタント),林祐志(オリエンタルコンサルタンツ)
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企画内容|20年前に想像していた未来は、今、どうなっているでしょうか。道の駅、休憩施設、スマートIC等、劇的に変化したものもあれば、無くなったもの、新たな課題が発生したものもあります。これらを振り返りながら、中長期的な「交通拠点」について夢を描きつつ、これからの交通技術者の役割・課題・成すべきことについて、語り合いませんか。
登壇者|[オーガナイザー]大角直(片平新日本技研),[発表者]三輪冨生(名古屋大学),𠮷原功(日本みち研究所),多門みさき(日本みち研究所),松本猛秀(片平新日本技研),高野仁(片平新日本技研)
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企画内容|高度な渋滞対策、交通安全対策等は、高度な技術者が対応して初めて可能となるものです。そのためにTOP/TOE制度が設立されましたが、TOEに至っては未だ登録が120人であります。これは、上記のような検討が軽くみられていることにほかありません。このままでは交通工学技術者にミライはみえず、交通工学研究会(JSTE)において、資格保有ステータスを上げ続けることはもちろんですが、今後JSTEが高度技術保有者の教育シナリオを援助する仕組みを本気で考えていますので、これを議論していきたいと思います。
登壇者|[オーガナイザー]大口敬(東京大学),深井靖史(道路計画),[発表者]谷口滋一(ドーコン),小根山裕之(東京都立大学),他調整中
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企画内容|道の駅制度が創設されてから四半世紀が経過しました。今では全国に約1200の道の駅が存在し、そのうち約1割に相当する127の道の駅が北海道にあります。自然豊かで都市間距離の長い北海道では、周遊観光の目的地として、また休憩場所としてなど、多くの道の駅が観光拠点として活躍しています。それらの道の駅の中でも特に先進的な取組みに着目し、地方における観光拠点としての道の駅の今後について議論します。
登壇者|[オーガナイザー]原文宏(北海道開発技術センター),[発表者]松本一城(国土交通省 北海道開発局),桐木茂雄(釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ),中尾茂樹(積水ハウス),大橋一仁(北海道開発技術センター)
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企画内容|交通流を動的に予測・評価できる交通流シミュレーションは、ネットワークの大規模化やリアルタイム対応、自動運転社会の検討等、近年、その活用は広がりを見せてきています。本セッションでは、交通流シミュレーションに携わる国内の代表的な企業を招き、最新の動向や交通の実務における適用事例を紹介するほか、今後更に、交通の実務に交通流シミュレーションの普及を進めていくための展望や課題などについて議論を行います。多くの実務者・技術者のご参加をお待ちしています。
登壇者|[オーガナイザー]大脇鉄也(建設技術研究所),[発表者]甲斐慎一郎(アイ・トランスポート・ラボ),端野良彦(PTVグループジャパン),長澤正臣(ユーデック),大塚康司(建設技術研究所)
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企画内容|道路をよりよくつかうためには、利用者サービスの観点からそれぞれの道路の機能の再考と同時に、大規模更新・修繕事業(リニューアルプロジェクト)を適切に進め、構造物としての性能を満足する必要があります。本セッションでは、都市間高速道路を対象として、これまで得られた幾つかの知見などを紹介しながら、これからのリニューアルプロジェクトを効率的に進めるための処方箋や今後の研究の方向性について交通工学的視点からフロアの皆さんと討議を行っていきます。
登壇者|[オーガナイザー]下川澄雄(日本大学),[発表者]後藤誠(東日本高速道路),山本隆(中日本高速道路),野中康弘(道路計画)
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企画内容|北海道は冬期が特色として挙げられますが、近年では冬期災害が頻発し、道民の日常生活での移動や観光での移動が麻痺し、経済活動への支障や帰宅困難者が増加する傾向にあります。冬期災害時においては、道路状況、公共交通の運行状況などの移動環境に関するリアルタイム性の高い情報が重要になりますが、情報取集・蓄積や情報集約の困難性が情報提供の障壁となっていることも浮き彫りになってきました。本セッションでは、ICTやDXなどの活用した冬期の安心で安全な移動環境構築に向けた取り組みや今後の展望について議論を行います。
登壇者|[オーガナイザー]有村幹治(室蘭工業大学),[発表者]坂憲浩(国土交通省 北海道開発局),松田真宜(ドーコン),高橋翔(北 海道大学),浅田拓海(室蘭工業大学),萩原亨(北海道大学)
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企画内容|地方部では、働き手不足や産業の空洞化、コミュニティ維持が困難など様々な課題を抱えており、その解決策のひとつとしてスマートシティが注目されています。本セッションでは、デジタル田園都市国家構想に採択された北海道更別村をケーススタディに、地方部におけるスマートシティ化の可能性・必要性と意義を展望するとともに、その中においてモビリティが果たすべき役割を議論します。
登壇者|[オーガナイザー]内海泰輔(長大),[発表者]岸邦宏(北海道大学),今野雅裕(更別村役場),野尻由布子(長大),國井大輔(長大),[コメンテーター]喜多秀行(長大)
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企画内容|「子どもに自由に外出してほしい」との思いと安全性は両立するでしょうか? 子どもの親はどう考えているでしょうか? 本自主研究では、子供の移動における安全性と自由性の関係、それを支えるための道路・交通マネジメントやまちづくりのあり方を提言することを目的としています。本セッションでは、令和3年度に実施した子供の移動自由性の全国対象実態調査や、子供の移動と交通安全性との関係の研究等の経過報告を行いつつ、登壇者や聴講者を交えて今後の研究・取組の方向性についての幅広い議論を行います。
登壇者|[オーガナイザー]松尾幸二郎(豊橋技術科学大学),[発表者]宮崎 耕輔(香川高等専門学校),葛西誠(秋田工業高等専門学校)
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企画内容|くらしや経済を支える道路・鉄道等の交通インフラをより賢く使うことは、持続可能な社会の実現に向けて重要な視点となります。 今後、都市や地方が持つ本来の力を最大限引き出すことが、真のスマートモビリティでは求められており、そのためには様々な分野の技術や知見が必要となります。 本セッションでは、多分野連携の在り方をテーマとして、世界に誇る各企業のキーマンの方々にご見解をいただく予定です。皆様の実務のヒントにしていただければ幸いです。
登壇者|[オーガナイザー]光安皓(パシフィックコンサルタンツ),[発表者]大屋誠(ヤフー),福森穣(本田技研工業),山内歩(ソフトバンク)
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企画内容|近年、映像解析による交通量カウントシステムの開発が進んでいます。本セッションでは、市販のビデオカメラを用いて撮影した交通流の動画を AI で車種判別し、様々な交通解析を自動化した映像解析AIプラットフォーム「TRAVIC」を紹介します。また映像解析から得られたデータの利活用技術についてフロアと議論します。
登壇者|[オーガナイザー]中村悟(八千代エンジニヤリング),[発表者]大西宵平(国土交通省),小早川悟(日本大学),神谷大介(琉球大学),菅原宏明(八千代エンジニヤリング)
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企画内容|日本のラウンドアバウトは、ここ10年ほどの間に普及が進み、様々な適用場面や構造の事例が見られるなど成長し続けています。本セッションでは、これらに関する各種の最新情報を提供するととともに、特徴的な複数の事例を取り上げ、これらのラウンドアバウトの導入に至った経緯、構造・運用の特徴、その効果などについて紹介します。そして、ラウンドアバウトの今後の可能性や適用に際しての疑問点などについて意見交換を行います。
登壇者|[オーガナイザー]中村英樹(名古屋大学),[発表者]小川裕樹(国土交通省),藤岡基樹(警察庁),奥城洋(セントラルコンサルタント),吉岡慶祐(日本大学)
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企画内容|本セッションでは、近年、我が国の各地において実証実験が行われている自動運転の実用化と普及に向けて、これまでの道路交通インフラの整備を踏まえ、必須になる道路交通インフラとの連携に着目して、今後の課題と留意点について考えます。自動運転の社会実装に関しての実務上・技術上の種々の疑問や悩み事などについて、フロアからのご相談を受け、議論を行う予定です。自動運転の社会実装についてご検討されている実務者・技術者の方々の多数のご参加をお待ちしています。
登壇者|[オーガナイザー]神戸信人(オリエンタルコンサルタンツ),塩見康博(立命館大学),[発表者]大口敬(東京大学), 浜岡秀勝(秋田大学),高瀬達夫(信州大学),西内裕晶(高知工科大学),二宮芳樹(名古屋大学),佐藤直人(アイサンテクノロジー)
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企画内容|本セッションでは、まず国内外の比較を通じて、わが国における高速道路の案内標識の現状と課題を紹介します。次に、案内標識がドライバーの挙動へ与える影響を考慮することで、ジャンクション部や分合流部などで懸念される交通現象を提示します。その後、フロアの皆様と広く意見交換をすることで、安全で円滑な交通流を実現するための高速道路の案内標識のあり方について考えていきたいと思います。
登壇者|[オーガナイザー]鈴木弘司(名古屋工業大学),[発表者]川島陽子(中日本高速道路),田中淳(オリエンタルコンサルタンツ)
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企画内容|豪雪災害による人的・経済的な損失が繰り返し発生しています。本セッションでは、雪予測の最前線について2人の著名気象学者より、その困難さとその最前線をご説明いただき、具体的な豪雪を事例に、その時どのような予測がなされ、どのようなデータがとられていたのか。それに応じてどのような対策が取られたのかについて議論し、それらが連携することで、どのようなことができたかについて議論していきます。
登壇者|[オーガナイザー]佐々木邦明(早稲田大学),[発表者]浅野礼子(ドコモインサイトマーケティング),荒木健太郎(気象庁気象研究所),上石勲(防災科学技術研究所),久保竜志(東日本高速道路),他調整中
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