提案


知活動の結果、駐輪場の混雑緩和に貢献することができたが、無論、2、3学周辺の混雑をなくすという本質的な問題は解決されていない。
したがって、周知活動を発展させることに加えて、より直接的な異なるアプローチが必要であるという結論に至った。駐輪禁止区域強調テープにより、
不適切駐輪数のドラスティックな減少が見られたが、完全になくなったわけではないことに加え、駐輪場調査の際には、
放置自転車とみられる自転車が駐輪スペースを狭めている場所が多々みられ、これらは駐輪場混雑の原因の一つとなっていると考えられる。

現在、筑波大学においては、違反駐輪や放置自転車の対策として、ラベルによる警告やICタグを利用した不適切駐輪回数のカウントにより、
三回以上不適切駐輪をした者には警告メールを送信し、それでも改善が見られない場合は呼び出し指導を行うという対策が取られている。
しかし、不規則な利用者が多い2、3学周辺においては、そもそも取り締まりが追いついていないため、違反回数をカウントしきれておらず、
ラベルも長期間放置された自転車の選別のみに有効になっていると言える。したがって、駐輪禁止区域の明確化とテープによる強調に加え、
ICタグの個人情報により、3回以上ではなく、2回以上違反駐輪をした自転車は強制的に撤去を行った上で、
つくば駅の違反駐輪対策に倣い、保管手数料として1000円の罰金を徴収する提案を考える。



駐輪場調査の結果から、現状の2、3学周辺の駐輪場において駐輪容量は十分に足りているとわかったことから、3学前の新たな駐輪場の案として、
混雑の温床となっている3A棟東側の駐輪場(1,2,21,22)を無くし、学内の主要な動線から離れた空いている他の駐輪場(19,29,30,31)を利用してもらうことで、
景観が良くなり、三学前の局地的な混雑の解消されるのではないかと考えた。そこで、本来ならば、3A棟東側の駐輪場(1,2,21,22)を無くす実験を1日だけでも実施したかったが、
施設部への急な交渉となってしまったことに加え、対処できないクレームが想定されるという理由で実施することはできなかった。そこで、2回目のアンケートで、この提案の賛否を問うた。
その結果、29%(賛成;17%どちらかというと賛成;12%)の学生が賛成寄りの回答をしており、大胆な案にもかかわらず、3学付近の自転車による混雑や事故をなくしたいと考えている人が多くいることがわかった。
本実習においては、裏付けに乏しい一提案という形に終わってしまうが、のちの実習で、事前に十分な告知をした上で、
この提案の実験を行い、現状より良い環境になるのか、或いは、悪化するのか、学生の声をもとに調査し、複合的観点から実現可能かを検討してくださるとありがたく思います。