考察


施策の評価
我々が行った施策は以下の4つである。
・テーピングによる誘導
・看板による誘導
・ビラの配布
・SNSによる情報発信

テーピングによる誘導
アンケート調査によると、学生が最も目にする機会があった我々が行った施策は、道路へのテーピングであった。
学生が多く利用するペデストリアンデッキや天の川付近で行ったからであると考えられる。
他の施策であるTwitterアカウントでの情報発信・ビラの配布に関しては見る人が限定的であったため、「見た」そして「促された」という人は、テーピング策と比べて少なかったのではないか。
最も目に留まっていたその誘導テープの効果は、分析結果からわかるように誘導したすべての駐輪場で駐輪台数が増加している。
しかし、駐輪場のキャパシティを超えて、駐輪があり、混雑緩和・動線確保ができたとは言えない。
第1回のアンケート調査の質問項目である「混んでいる駐輪場に止める理由」について、「混んでいても気にしない」人への施策であった違法駐輪が多くとまっていた粉クリ前の20番21番駐輪場の間のスペースの駐輪禁止を強調するテープ、そして動線であること示す矢印テープである。
違法駐輪台数が減り、大きな効果があったと言える。
また、テープ撤去後はテープ貼る前と同様に多くの違法駐輪があったことからもテープ設置期間で効果があったこともわかる。
その要因は、従来の禁止区域のペインティングと比べて目立っていた、見慣れていない、禁止であることをわかりやすく示していたなどがあげられます。
実施1〜3日目では全く止まっていなかったが、4日目5日目では数台止まっていたため、学生が見慣れたことによって駐輪禁止への駐輪に対して罪悪感が薄れたのではないかと考えられる。
そのため、今回は効果があったとしてテープを貼り続けたとしても、おそらくすぐに効果がなくなってしまうことが考えられる。
場当たり的な対策ではなく、撤去を実施するなどもっと根本的対策でなければ今後も同じような問題が出続けると考える。

看板の効果について
2H前の駐輪場の駐輪数は増加した。
しかし、人通りの多くない文科系修士棟前であったため、誘導看板を見たという人は少なかった。
「推奨する駐輪場を利用するようになった」と答えた19人の中で誘導看板を見たと答えた人は1人。
そのため看板による効果なのか断定できないため、看板誘導が成功したとは言えない。

SNSによる情報発信
Twitterの効果についての実証は難しい。
最終的にフォロワー100人程度とみてくれる人は乏しく、実際にアンケートで見たと回答した人は169人中22人と発信力が足りなかったことは明白である。
アカウントの周知が足りず、発信力が小さかったことが原因のひとつ。
この施策によって効果を出すにはもっと継続的な運営による周知拡大が必要だと考える。

ビラによる周知
ビラでは配布数や配布期間、デザインなどが要因で効果があまり得られなかった。
ビラの情報を洗練し、伝えたい情報を知りたい人に対してピンポイントで周知できるよう工夫が必要であった。