5.総括
当初の研究の目的であった「定量、定性における環境意識・行動の違い」においてこの2つには差異は見られなかった。 調査結果からもわかるように、環境負荷軽減行動が負に変化した人の割合が正に変化した人の割合よりも上回ってしまった場合もあった。その原因として価値観や環境意識などの要因がないか考えたが、負に変化した人の原因をつかむことはできなかった。 また、今回行った手法では環境負荷軽減行動に大きな影響を与えることができなかった。その原因としては情報提供期間が2週間と短期的であったことが考えられる。 しかし、調査の結果、「性別」「情報量」の違いでは環境負荷軽減行動への繋がり方に違いが見られた。 |