調査の流れ


  調査の流れは下の図のようになっている。

  テーマ設定後、既存研究の調査として、人々の健康意識や環境意識に関する既存研究の有無とその内容を調べたり、大学内のエレベータの数や社名、エレベータの稼動コストを問い合わせたり、「ドクター塚本の階段健康法」を読んだりして、階段とエレベータ、環境と健康などに関する情報を集める。

  その後、アンケート班・リーフレット班に分かれて、学生に配布するアンケートとリーフレットの作成を行う。

  アンケートは人文・教育・心理・障害・応用理工・社会工学類のフレッシュマンセミナーを対象とし、第1回では学生の環境や健康に対する現状を把握することを目的とする。 また、対象学生を4つの群に分け、コミュニケーションツールの配布を調整し、各コミュニケーションツールの効果を測定することとする。 リーフレットは社会工学類(1,2,3クラス)、教育学類を対象とし、エレベータが環境や健康に与える影響をストーリー仕立てで紹介し、階段利用を促すものとする。 ポスターは社会工学類、応用理工学類を対象とし、階段蹴上げ、階段踊り場、エレベータ内外を利用して視覚的にわかりやすく情報を掲載し、階段利用を促すものとする。

  コミュニケーションツールを実施してしばらく時間を置いた後、第1回アンケートと同じ学類を対象に第2回アンケートを行う。そして、それらの結果を比較分析し、コミュニケーションツールの効果を測定する。

  また、これらの調査と並行して、エレベータに乗り込んで利用状況を調査する現地調査、班員全員が実習期間中エレベータの利用を控えその効果を測定する体重測定、という2つの実態調査を行う。 現地調査では、毎週火曜日の15:00〜15:15、金曜日の12:00〜12:15、15:00〜15:15に2A棟、2B棟、3A棟、3B棟の各エレベータに乗り込んで、エレベータを利用する人の性別、職種、利用回数などを調査し、その中のムダ利用率を調べる。 以上の調査・分析から、エレベータ利用についてのコミュニケーションツールがもたらす効果について考察を行う。

  さらに、階段利用を促進する構造的方略として、3A棟の階段リニューアルの提案を行う。

図1
図1.調査の流れ