3−2 ヒアリング


(1)つくば市役所市役所道路課
⇒ペデストリアンの整備状況など歩道整備に対する行政の対応について把握することができた
@道路計画
ペデストリアンの5カ年計画
赤塚公園〜メディカルセンターの間の5キロにわたって改修
A歩道と道路の段差
使用頻度の高いところから工事
障害者高齢者を優先、駅周辺から(5カ年計画と合わせて)
30年前の体制が今でも続いていて段差やバリアフリー化が進んでいない
0勾配を目指している
0勾配のメリット:後々開発が進んだときに便利
    デメリット:マナーのない車が歩道部分を通ることにより歩道が壊れる
C苦情メールについて
苦情メールや電話が入るたびに対応しているが、予算の関係で追いついていない状況
(ただし緊急を要する場合はすぐに行っている)
苦情が年間5件程度で、昨年度は二宮、吾妻、春日から寄せられた
メールの送り主は通勤者や散歩で道を利用する人から
その他の苦情メール:街路樹を減らしてほしい、間引きをして欲しい、
横断歩道をつけて欲しい、U字溝が危ない
D工事費
一交差点につき(4ヶ所)50万程度
(壊す代金と新しい部分を作る代金を含む)
E工事頻度
要望、電話があり次第、一度職員が現地をおもむいて判断して危険であればすぐに行う。
基準としてほぼ目視だが、利用頻度が高い順、障害者高齢者を優先的に行っている。
Fその他
○防根シート:木の根っこは強いために歩道に使われているような厚さのコンクリートでは
        その強さに負けて浮いてしまうことや、割れてしまうことがある。そのために木の根っこを覆うもの
○アダプト制度:高校生のボランティアによるもので現在100名以上、ごみ拾い花などをしている。事前に市に申請しておけばゴミなどを処理してくれる。
○ゴミパトロール:年に126日行っている。
○街路樹・年間に130本剪定を業者委託している
・その際にコンクリート割れ、段差の報告をうけることもある
・数が多いため、頻繁に剪定することはできず、3、4年に一回になってしまう
・強剪定をよばれる大きな剪定を行った場合400トン程度の産業廃棄物がでる
・U字溝のゴミも同時に回収した場合200トンのゴミが追加され、全部で600トンのゴミが出る

(2)自転車販売店
⇒学生の自転車の乗り方が悪いなど、パンクの理由について聞くことができた
 パンクの種類には主に3種類あり、木の根などによる突起物によるもの、段差による衝撃によるもの、タイヤとチューブの摩擦によるもの、に分類できる。
また、ヒアリングの結果、道路状況の改善はすぐには困難であり、ハードの問題を考えるより、先に乗り手の自転車への理解、扱い方を改善する(段差走行時には自転車を持ち上げる、障害物は避けて走行する、など)といった、ソフト面での改善をするべきとの意見が得られた。

(3)筑波大学施設部
⇒不定期に歩道の表面的な整備を行っているなど学内の歩道整備状況や街路樹整備について把握することができた
@学生の苦情など
平成16年5月 学生(全大会)がループ・ペデに関するアンケートを行った。
本部に結果が残っているかもしれない。
A歩道整備について
○根の隆起 
問題点として「キャンパスリニューアル」P13にも挙げられている。
整備基準は特になし。
警備会社(?)の安全パトロールや、全大会からの要望に挙がった場所を、毎年少しずつ整備。(整備報告書は所在わからず)
根が水道管に入り込んで水溜り。昨年までは高圧洗浄。
○木の植え替えについて
現在は少しずつ整備を進めるだけで、木の植え替えや抜本的な補修などは考えていない。
自転車専用道建設に任せている。
・費用の問題
費用を算出するには、木の伐採、歩道整備クレーンなど重機のレンタル料などもかかる。一日に何本植え替え可能かなど、正確には業者による見積もりが必要である。
・大学のシンボルとして
木は大きく成長しており、伐採を嫌がる人もいる。予想外の成長など生育の問題もあり、計画と違った樹形になっていることも。(多目的広場前の2列の樹木)
総合研究棟D・松美池の前の樹木は、景観を考慮して伐採。
その他の場所は、「キャンパスリニューアル」にデザイン画はあるものの、実施される計画もない。
建物はもう増えない。緑地を見直す段階にあるかも。
B学内の道交法の適応
適応はされない。類似した基準で取り締まりはしている。
学内は制限速度30km。道路は50kmには耐えられる。
Cブロックの設置について
もしブロックを置けば自転車からの不満は減るかもしれない。しかし、自転車のスピードの出しすぎなど、車からの苦情が増える。車椅子など障害者の立場も考える必要がある。
設置したブロックが跳ね飛ばされて道路内に出る可能性も。歩道上ならまだ良いが、車が通行する所には置けない。
ループは学外の利用者もあり、現状維持が一番不満が出ない。
D街路樹マップ
施設計画・キャンパスリニューアル計画に記載。施設部HP
E自転車専用道
・ループの内側に自転車専用道を設ける案が有力。
・自転車置き場の確保、学内バスとの連結、整備費用など、検討が必要な事項が多く実現の目途は立っていない。
・芸術専門学群、渡和由先生などが環境・交通などテーマごとにグループをつくってワークショップを行っている。