2.予備調査

マンション紛争が起こる地区とは一体どのような地区か。実際のマンション紛争の事例の調査と住民団体の代表者へのヒアリングを行った。



つくば市の事例

・二の宮 マンションV

現在も住民の反対運動が行われている地区。マンション建設自体には法的な問題はないものの日陰時間の延長、景観の悪化、風害、機械式駐車場による騒音、交通事情の悪化などの理由で周辺住民が激しく反対運動を起こしている。

・千現1丁目
2006年9月、14階建てのマンション建設の計画が持ちあがったが、業者側の手続きの不備などで、2007年3月20日の研究学園高度地区指定の施行に工事着工が間に合わなかったため、建設計画を断念した。これは、マンション紛争で業者が建設計画を断念した稀有な例である。


・ヒアリング調査(千現1丁目の住環境を守る会会長 A氏)
・マンション問題において一番問題となるのは建築物の高さ(建物の圧迫感、景観の悪化、日照時間の減少等)、次に問題となるのが機械式駐車場である。稼動するときの騒音が問題となる。
・つくばにマンションが建設されること自体には少しも反対ではない。つくばに新しい人々が入ってくるならそれはいいこと。業者の進めるマンション建設計画が強引すぎることが問題。

マンション紛争が起きる状況
守るべき価値観が共有されている地域・・・・昔からあるコミュニティの発達した戸建て住宅地
計画内容や進め方がひどすぎる場合・・・・周りが低層の住宅地に突如高層のマンションを建設する