3.介護サービスの現状把握
つくば市の介護サービスの現状を把握し、問題点を把握するためにヒアリング調査を行った。


  3-1.つくば市の実態調査
5月8日 桜庁舎 保健福祉部高齢福祉課
    総括
  • つくば市では高齢者福祉施設に入りたくても、定員の関係で入所することができない待機者が数多く存在する。         
  • つくば市は、平成20年までに2つの施設を作り、合計で130床の増床を計画している。


  3-2.介護老人福祉施設
5月22日 新つくばホーム
    概要
  • 事業主体:社会福祉法人 筑南会
  • 事業内容(定員):特別養護老人ホーム(85名),ショートステイ(15名),デイサービス(50名),ホームヘルプサービス
    総括
  • 新つくばホームはほかの施設と異なり、医学群や看護の学生や教職の実習、大学の福祉系サークルの活動など大学とのつながりが深い。新つくばホームの利用者は市域全体にわたる。現在の問題として若い職員の経験不足や職員の就離職の多さなどの人材確保の問題が挙げられる。


5月25日 シニアガーデン
    概要
  • 事業主体:社会福祉法人 健誠会
  • 事業内容(定員):特別養護老人ホーム(50名),ショートステイ(20名),デイサービスセンター(40名)
    総括
  • シニアガーデンで特徴的な点は「協力病院」と隣接しているという点である。実際にそのことが施設選択の要因にもなっており、また、立地地点を選ぶ際にもこのことが大きく影響した。
  • 利用者は9割がつくば市民で、施設の周辺の地区からの利用者が特に多い。
  • サービス面についてであるが、ハード面については、とても力を入れていて高齢者にやさしい施設となっていることがわかった。しかし、ソフト面については、まだまだ改善したい箇所はあるのに介護保険法のために介護職の人数が増やせず、改善できない状況となっている。


  3-3.介護予防
5月25日 みどりのレジデンス
    概要
  • 事業主体:株式会社エヌケイコーポレーション
  • 事業内容(定員):高齢者住宅(86名)
    総括
  • 介護老人福祉施設と管轄が違い、自由度を売りにしている。
  • 昇給などをもうけ、職員のモチベーションを高めている。
  • クリニックが隣接していて、医療体制が充実している。


6月1日 元気サロン松葉館
    概要
  • 事業主体:龍ヶ崎市社会協議会
  • 事業内容(定員):
    総括
  • 元気サロン松葉館は、近隣のニュータウンの人がいなくなり、松葉小の空き教室ができたことを背景に、高齢者を要介護にさせない予防介護という目的で設立された。よって、要介護認定者は施設利用が不可となっている。松葉サロンのサービス内容は、将棋などの遊びや体操がメインで、デイサービスのように、一日中施設にいなくてはならないということはなく、コミュニティーセンターのようなに自由に行き来ができるといものである。また、利用者は自転車や徒歩で施設まで通っていて元気なので、スタッフが少なくて済み、人材に困っていない。
  • 小学校との関係については、小学生の授業の発表会に招待されたり、訪問に来てくれたりするが、小学生との交流は少ない。なぜ、交流が少ないのかというと、施設利用者は、まだまだ元気で自分の趣味を行いたいからである。


  3-4.問題点把握と解決策
介護老人福祉施設の抱える問題点
    人材不足
  • 全国的な問題でもあるが、ヒアリングよりつくば市内においても問題とされている
  • ヒアリング調査より、制度上限界がある
  • ヒアリング調査より、若い職員の経験不足や職員の就離職の多さなど
    入居待機者
  • 市が新たに新施設を設けようとしていることより、利用需要に対し、施設の供給量が不足している
  • 待機者が200人を超える施設もある


解決策
    介護予防による解決
  • 上にあげた問題点を長期的な視点にたち、介護予防で解決する
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