公務員宿舎住民の自治会への参加状況や、参加の意思を問い、
植栽に関する自治会活動に対して不満に感じているかなど
植栽管理についての意識を把握する目的でアンケートを行った。
方法…直接訪問による配布・回収
配布日…6月4日/回収日…6月5日〜7日
対象地区…つくば市竹園3丁目公務員宿舎(220戸)
有効回答…122枚(回収率 55.5%)
無回答…14枚
回答形式…選択式・自由回答式
現状としては、住民の9割が自治会の活動に参加しており、住民の約半数の人が現在自治会役員、
または過去自治会役員を経験している。
芝(草)刈に対しては、経験者のうち約6割が負担に感じていないと回答している。
また、落ち葉掃きに関しても、6割強の住民が負担に感じていないことがわかる。
次に、アンケートで得られた自由解答の抜粋を示す。
自由回答の結果から、財務局や住宅管理協会に対する管理の不満があることがわかった。
宿舎の植栽の現状について「手入れが行き届いていな」と感じている住民の意見が多く、
つくば市の公務員宿舎の緑地環境についてなんらかの不満を住民が抱いていることがわかった。
それらも含めて、住民が公務員宿舎の周辺環境について大きな関心を寄せていることが明らかになった。
現地調査で植栽の問題箇所を把握し、ヒアリング調査では
現状の各関係機関の管理区域をまとめることができた。
そして住民の植栽管理活動への参加意思と
意思疎通がとれているのかどうかをアンケート調査で把握した。
以上の本調査から、管理の関係図を以下にまとめる。