9.付録


9−1.植物残渣発生量の推計方法


*1 公園
県営公園の一つである洞峰公園の植物残渣発生量は、ヒアリングから把握した。
そのデータをもとにして、県営公園全体の年間植物残渣発生量を推定した。
敷地面積200000u、年間植物残渣発生量150000kgから1uあたりの植物残渣発生量を計算した。
150000(kg)/200000(u)=0.75(kg/u)

県営公園の全敷地面積286,000uから、
0.75(kg/u)×286000(u)=214500(kg)


*2 独立行政法人研究所
旧国立系研究所の1つである森林総合研究所は、ヒアリングから年間植物残渣発生量を把握した。
そのデータを基にして、国立・旧国立系研究所の年間植物残渣発生量を推定した。

敷地面積518454(u)、植物残渣発生量40965(kg)より、
40965(kg)/518454(u)=0.079015(kg/u)

全研究所敷地面積10437428(u)より、
0.079015(kg/u)×10437428(u)=824713(kg)


*3 民間研究所
民間研究所2ヶ所は、ヒアリングから年間植物残渣発量を把握した。
そのデータを基にして、民間研究所全体の年間植物残渣発生量を推定した。
研究所2ヶ所の合計敷地面積67500(u)、合計植物残渣発生量19000(kg)から、1uあたりの植物残渣発生量を計算した。
19000(kg)/67500(u)=0.28148(kg/u)

民間全体の敷地面積4030000(u)から、
0.28148(kg/u)×4030000(u)=1134370(kg)



9−2.植物残渣潜在量の計算方法


植物残渣潜在量の推定には、以下の表を用いた。


幹周りと植物残渣発生量の近似式

(x:幹周り y:剪定枝葉発生量)


(1)公園

下の表は実際につくば市内にあるK公園の樹木・芝について実際に測定した結果である。


K公園の樹木の実測値


近似式を用いて計算すると、
K公園での高木からの植物残渣の潜在量は、7590(kg)
低木・芝からの潜在発生量は、2568(kg)
合わせて、10158(kg)と推定された。

K公園の敷地面積6657(u)より、
10158(kg)÷6657(u)=1.5258(kg/u)

公園の敷地面積比により、つくば市の全公園(1908700u)から出る植物残渣潜在量は、
1.5258(kg/u)×1908700(u)=2912367(kg)


(2)道路

国道、県道に関しては、都市整備株式会社ホームページにある樹種とその本数のデータをもとに推定した。幹周りは実測し、その平均値を算出し、近似式を用いて推定を行った。


国道・県道の潜在発生量の推定


市道は、ヒアリングから、県道と国道の約2倍の面積であることが把握された。街路樹の量は、市道も、国道、県道も大差がないことが考えられる。これから、市道は、国道、県道の値から面積比を用いて推定した。
国道・県道:446354(kg)

市道:892708(kg)
すなわち、道路の潜在発生量は1339062(kg)と推定された。


(3)研究所

独立行政法人研究所の潜在発生量推定


民間研究所の潜在発生量推定


研究所は、K公園の1uあたりの潜在発生量を用いて総面積から推定した。
国立、旧国立系研究所:4777941(kg)

民間研究所:1537344(kg)
結果から、研究所から発生する潜在植物残渣の総量は、6315285(kg)と推定された。


(4)大学

大学から出る植物残渣潜在発生量の推定


大学の潜在発生量は近似式を用いて推定した。
幹周りはK公園で実測したデータを用いた。

大学から発生する潜在植物残渣の発生量は961264(kg)と推定された。

以上の結果より、つくば市の施設緑地から年間に発生する植物残渣の潜在発生量は11522tとなった。