5.結果


5−1.植物残渣回収の現状把握


回収量の現状は、ヒアリングと、ヒアリングから得られたデータを標本として、 植物残渣発生量を推定した。推定方法は以下に示す。



推定方法
@ 標本から敷地面積1uあたりの植物残渣発生量を計算する。
A 全敷地面積と@の積を、植物残渣発生量として推定する。


以下に、公園、道路、研究所、大学それぞれの植物残渣量をまとめました。



*1 洞峰公園ヒアリング結果より敷地面積比で算出
*2 独立行政法人・森林総合研究所ヒアリング結果より敷地面積比で算出
*3 民間研究所2ヶ所ヒアリング結果より敷地面積比で算出
(具体的な計算方法は付録9−1をご参照ください)


以上の結果と単位トン(t)に直し、グラフ化してみました。




合計でつくば市全体で年間出されている植物残渣量が

5048トン

であるという結果がわかりました。

−−−→ 割り箸2億5240万膳(1日3本使うとすると、23万502年使える計算)



5−2.植物残渣加工の現状把握(総量5048t)


ヒアリングから、植物残渣の35%はリサイクルセンターが加工していることが明らかになった。リサイクルセンターでは、植物残渣は全てチップ化(*)していることが把握された。

公園や一部の研究所、大学では施設内で加工し、利用している。

また、植物残渣の3割は発電や熱利用されず、焼却処分されているという現状であった。


(*)チップ化とは??
−−−−→ 機械で植物残渣を細かくすること。




5−3.植物残渣利用の現状把握(総量2308t)


ヒアリングから、回収されている植物残渣の大半は、チップ化されていることがわかった。利用法は、土の表面に敷き詰めるマルチング材(雑草の育成を阻害するもの)、もしくは堆肥が大半を占めた。また、一般廃棄物として処理されて、発電用のエネルギーとしての利用が把握された。その他には、建材用の合板への利用、芸術作品への利用が把握された。




5−4.結果のまとめ


・回収つくば市の施設緑地では、年間に約5048tの植物残渣が発生していると推定された。
・加工つくば市から発生する植物残渣の約3割が焼却処分されていることが把握された。
・利用利用方法の大部分が、堆肥、マルチング材と、一部のマテリアル利用に限定されていた。