調査結果

ヒアリング調査



通学路、学校周辺について

ペデストリアンは夕方から夜にかけては暗く、人通りも少なくなることから不審者の出没が心配されている。

子供たちは下校時に、通学路沿いにあり、開けていて、みんなの目が通る公園を通って帰ることが多い。

公務員宿舎に近い竹園西広場公園(通称じゃり公園)はよく利用されている。

それとは対称的に小さく、木々がまわりに多く茂っていて人目のつきにくい公園には、犯罪の懸念から親の指導もあって子供たちは近づくのを避けている。

その例として、小野崎公園などがあげられる。



下校時間について

授業が何時間目で終わるかによって下校する時間は変わってくる。

4時間目で終了→午後2時頃
5時間目で終了→午後3時頃
6時間目で終了→午後4時頃

下校時間が学年ごとに異なるため、放課後のあそびにおいても時間の合う、同じ学年の友達と遊ぶ傾向になる。

このようなことが影響して、あそび友達として「縦の関係」より「横の関係」の方が充実してくる。



学校での遊びのことについて

休み時間に外に出て遊ぶ児童と校舎内にとどまって遊ぶ子供の数を質問した。

晴れている日は、学年・男女差に関係なく外で遊ぶ児童のほうが圧倒的に多いということであった。

次に、外あそびと校舎内のあそびに分けてそれぞれ見ていくことにする。

外あそび
集団あそびについては、男女を問わず低学年や中学年の多くは、学校内にある「土の子広場」や「草の子広場」といったある程度広いスペースで鬼ごっこなどの遊びをしている。 高学年になると、男子はグラウンドに出てサッカーをしている児童が多い。 どちらも、同じ学年の友達と遊んでいて、学年を越えた縦の関係はない。 1人あそびについては、学年は問わないが特に低学年の児童は、グラウンドの端にある遊具で遊んでいる。

校舎内での遊び
晴れている日は、ほとんどの児童が外に出て遊んでいるが、校舎内に残って読書などをしている児童も少なからずいる。

雨の日など外で遊ぶことができない時は、学校内にあるオープンスペースを利用して「だるまさんが転んだ」などのあそびをしたり、カードゲームを友達と一緒にしたりしている。

また、学級ごとに休み時間の体育館の使用日が割り振られていて、該当する日にはクラス単位でバスケットボールやドッジボールなどをして楽しんでいる。



昔の子供とのあそびの変化について

時代が変わったからといって、小さな植物や虫など身近にあるものを素材にしたり大人たちが気づきもしないところをあそび場にしたりと、子供たちのあそびの創造性は変化していない。

ただ、全体的な傾向として、地域によっては公園やグラウンドなどのあそび場が小さくなるなど、あそびの環境は変化している。

また、子供たちは塾・習い事により限られた自由な時間が奪われて遊ぶ時間がなくなってきており、そのことが子供たちのあそびの変化をもたらしている。

竹園地区では、多くの子供が習い事をしており、そのことで遊ぶための時間がなくなるなど、子供たちは遊びたいけれども遊べないという現状がある。

そのため、公園などのあそびの空間は多く、環境面としては充実しているが、子供たちが遊ぶことができないため、せっかくある環境が生かしきれていない。

今後、施設面でないあそび場の環境を整える必要がある。

その際、親が子供の教育を充実させるために習い事をさせることに一定の理解をふまえたうえで、子供たちによりゆとりある自由な時間を与えたり、暗くて人目のつかないところなどに親同士が自発的に子供たちの遊びを見守ったりと、地域が一体となった取り組みで、あそび場をソフトの面から整えていく必要がある。

また、運動クラブやスポーツ少年団などに入っている子供が多く、運動などはそちらでやって、わざわざ限られた少ない時間の中で運動あそびなどをしなくなっている傾向がある。



小学生の運動能力の低下について

学校としては、体育の時間で子供たちが運動に親しみ、長くつきあえるような取り組みを行っている。

近年、子供たちの運動能力の低下が懸念されているが、竹園西小学校では、冬になわとびを指導したり、陸上記録会などを行ったりと、子供たちに自身の記録を向上させるためのきっかけを与えることで、子供たちの体力の向上を図っている。

このように子供たちは、何らかの目標やきっかけを与えてもらうと、それに向かって努力するのだが、自ら進んでやるといった自主性に関しては欠ける。

竹園西小学校の児童は、スポーツテストの結果は茨城県の平均とはそれほど変わらない。