背景

以前は、 子どもはあたりが暗くなるまで大勢の仲間と遊んでいたが、 最近では子どもたちが外であそんでいる姿を目にする機会が少なくなっている。

内閣府の世論調査によると子どもが外で遊ぶ環境が「悪くなった」という回答が64%を占め、 多くの人が子どものあそび環境が悪化したと考えていることがわかる。

また「仙田満(1998):こどものためのあそび空間 市ヶ谷出版社」によれば、 1955年では子どもたちの外遊びの時間が2.7時間あったが、 塾や習い事の増加や、テレビやテレビゲームの普及により、 1975年には1.4時間、1991年には1時間をきったとある。

このことからも、子どもたちの遊びの時間がかなり少なくなってきたといえる。

このようなことから、時間の経過によって、子どもを取り巻くあそびの状況は悪くなっている。

それに対して、つくば市は計画的に整備された都市であり、公園を含むあそび場環境も計画された都市である。

全国的にあそび場環境が悪化し、遊べる空間や子どもたちが外で遊ぶ時間が減少している中で、つくば市の子どもたちのあそび場環境の現状を把握し、そこで子ども達がどのようなあそびを行っているか見ていきたいと考えた。