2-3 予備調査



@現地調査 4月16日(金)、23日(金)夕方

実際に地区の環境や子供たちの様子を目で確かめるため、現地調査を行った。調査はA地区とB地区の各小中学校周辺で行った。

表1:調査結果
A地区B地区
住宅地とその周辺の様子公務員住宅をはじめ、大通り沿いの集合住宅が多い。大通りから外れたところに一戸建て住宅地がある。敷地の大きな持ち家が多い。周辺道路は狭く、歩車分離はなされていない。田園地区もある。
下校状況集団下校は行っていない。人通りのない道を一人で帰宅する子供も。学校まで迎えに来る保護者の姿があった。複数で帰宅(後に学校の指導であることがわかる)。
人通り下校時の学校周辺はにぎやか。学校から離れた公務員住宅地などにはまったく人気がない。少ないが田畑で働く高齢者をよく見かけた。
遊び場放課後は学校と児童館を開放。公園には保護者も一緒にいることが多い。
防犯活動自転車パトロールの実施。保護者が積極的に子供を守る活動をしている(送り迎え、遊びの付き添いなど)。特別な意識はなし。
その他不審者・地区外の人物がいると目立つ環境であると感じた。


Aヒアリング調査

○つくば市教育委員会学務課:石川さん 5月6日(木)10:00〜
 通学路は各学校の判断により選定されている。交通安全については各小中学校からの報告をもとに危険箇所の集計を行っているが、不審者等による犯罪については行っていない。
 ハード面の対策は予算上の都合から早急な対応が難しい。ソフト面では危険箇所の見回りを行っているが一部小学校区のみである。小学校からの情報伝達はあるが、警察からの報告はない。


○つくば市中央警察署生活安全課:金澤さん、交通課:横瀬さん 5月7日(金)13:00〜
 近年、小中学生を狙った犯罪は確実に増加している。しかし集計されたデータはない。対策としては、犯罪に遭いにくい構造のまちづくりを目指して設計・施行に関する整備を行政に働きかけているが予算上の都合から実現は難しい。また事件発生場所のパトロールも行っているが人員などの問題からすべての危険箇所を巡回するのは難しい。警察への通報内容は教育委員会を通して各小中学校へ報告している。


 ○対象地区内の小中学校(小学校3校、中学校1校)
【A小学校】教頭先生 5月10日(月)10:00〜
 週に一度下校時に児童と一緒に見回りを行っている。通学路の選定は最終的には家庭の判断に任せている。不審者等による事件が年々増えており、現場周辺の見回りを強化している。

【A中学校】教頭先生 5月10日(月)8:30〜
 A小と連携して110番の家を設置。PTAで見回りを行っている。自転車かごにステッカーを取り付けてパトロールを行う。不審者等の情報は各家庭と市内小学校に連絡。

【B小学校】川鈴木教頭先生 5月10日(月)10:00〜
 集団での登下校、防犯ベルの貸し出しなど防犯対策に力を入れている。昨年は不審者等の報告はなし。小規模コミュニティであるため部外者はすぐにわかる。

【C小学校】5月13日(木)10:00〜
 事件が起きたら見回りを行う。学校側とPTA側の対策は連動していない。テクノパーク桜が出来たことで周辺環境が変化し、昨年は5、6件の不審者報告もあった。