5.提案
(4)ヒアリングによる今後の課題
研究学園都市には活用されていない緑地が結構存在している。
一方、市民の緑地に対するニーズに応えるには、公園・緑地の改
善だけでなく遊休地や農地の活用も必要である。これより、まず
、つくば市の都市建設部公園緑地課にこれまで提案してきた土地
利用に対する市の姿勢についてヒアリングをおこなった。その結
果、「プレーパークなど新たな形式による公共緑地が成功してい
る事例は住民が積極的に行動していることが多いため、市のほう
でつくることなどは考えていなかった。しかし、市内で積極的に
活動している人や団体に対しては、公園改善・遊休地の活用も含
め検討・協力する。」との回答が得られた。
実際につくば市で活動している団体として「つくば遊ぼう広場の会」
がある。「つくば遊ぼう広場の会」は月に一回、ゆかりの森や市内の
公園を利用して「一日限定のプレーパーク」の開設などの活動をしてい
て、現在、市から補助金が交付されている。
次に、都市基盤整備公団に公団所有の遊休地の今後の活用についてヒ
アリングを行った。公団は、土地の使用が決まってないところでの一
時的な土地の貸し出しについては消極的であった。
これより、市民のニーズに応える緑地の実現に向けては、それに適した
土地が地主から借りられるのかが最大の課題である。その対策として、
土地を貸し出すのにメリットをつけることが最も有効である。例えば、
貸し出した場合は税金の一部が控除されることや貸し出す期間の設定を
細かく分け、任意に設定できること、土地の使用契約期間での維持管理
がなされることなどが挙げられる。