2.犯罪抑止要因

防犯に関する一般論を青年犯罪心理学の第1人者である日本女子大学の清永教授にお話を伺ってきました。そこで、私 たちが得たこととしましては、防犯の3大要素である光・モノ・音をはじめとする防犯対策や監視性や領域性、動線制 御という3つの概念です。

『監視性』
防犯カメラなど固定したモノによる監視と人がとおりかかったときに目撃すると言ったような作為的ではない、いわゆ る自然な監視の2点があります。しかし、最近では人によって目撃されるいわゆる自然な監視が防犯において注目され ています。

○モノによる監視・・・
CCTVすなわちカメラなど固定的な機械などによる監視である。利点は油断がないこと。すなわち、限られた範囲は確実 に監視し続けること。逆に不安要素は固定的な要素が強いため、死角なども多数存在する。

○自然な監視・・・
人間による目撃が典型的な例である。人間の目撃はいつどこで行われているか分からず不特定な要素が非常に強い。よ って犯罪を行う側にとっても非常に嫌なものである。

『領域性』
自分たちの町は自分たちで守るという自衛意識から来る意識のことです。この意識があることによって地域コミュニテ ィーという概念が生まれ、地域が一体化し、犯罪を皆で防いで行こうとする防犯の効果があります。

『動線制御』
人工的に人の流れを形成する事により人通りを集め、その場所で犯罪を起こりにくくするものです。