現在のつくば市のバス体系には、関鉄バスとのりのりバスの路線の重複による非効率、一路線あたりの走行距離が長い等の問題がある。これらを効率良く回すことによってバスの利便性は向上すると考え、そのための提案としてセンター・オブ・センター構想というものを考えた。

 このセンター・オブ・センター構想とは、つくばセンター−地区ターミナル間を関東鉄道で結び、地区ターミナル周辺にコミュニティバスを循環させるというバス体系を意味する(図4)。これにより、バスに対する不満として多く上げられた本数等が改善される。


 また、センター・オブ・センター構想に加え、出発地からバス停までの交通(アクセス)やバス停から目的地までの交通(イグレス)について考えることにより、バスをより利用しやすい環境を提案することにした。この実現のために、アクセス・イグレス交通手段として誰もが気軽に使える自転車を利用する(図5)。このバスと自転車の融合、すなわち「バスと自転車のコラボレーション」が本研究のテーマである。