4.まとめと考察


4.2.調査結果からの分析

・移動のしやすさの評価が特に低かったのは、この項目についてのみ、各ブロックにひとつでも悪い評価のものがあれば、そのルートの評価を最悪値にしたためである。 これは、移動のしやすさの評価が悪ければそのルートはそこで途切れてしまうことがあるからである。
 ・移動のしやすさについて要素のうちひとつしか0以外の数値がつけられなかったものも、レーダーチャートが表せずに、 最低の評価となっているところもある。
 ・ルートが長くなれば長くなるほど移動のしやすさの評価が下がるが、短い分にはさほど評価を下げずにすんでいるという結果から、 センター全体に問題点があり、大規模・根本的・全体的な改修が望まれる。
 ・施設の使いやすさでは、ルート上にバリアフリー設備が設置されること自体まれである。バリアフリー設備のほとんどは機械であり、 雨風の影響を受け易い屋外に設置することは難しい。そのため、評価の中で点数として表れないものもあった。
 ・案内情報の分かりやすさでは、おおむね良い結果が得られている。これは、つくばセンターの各所に案内板や標識が設置されていることが大きな要因であると思われる。 しかし、その方式も20年近くの年月で汚れ、全く見えなくなっていることが多く、点字案内板自体、視覚障害者の人たちは使用することがほとんどないようだ。 調査に同行してくださった視覚障害者の方のお話から、つくばセンター地区にある点字案内板には施設間の相対的な位置関係しか示されておらず、 それだけでは全く分からないということが分かった。

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