1.研究の背景と目的



21世紀を迎え、高齢者だけでなく全ての人々がスムーズに移動できるような環境が求められている。またバリアフリー法やハートビル法によって社会の潮流となってきているようである。
 バリアフリー先進都市であるさいたま新都心においては、我々が先進事例調査を行ったところ、ユニバーサルデザインを考慮した施設・設備になっており、目を見張るものがあった。つくば市においても、平成7年につくば市福祉環境整備指針を制定しており、より良い施設・設備の提供に取り組んでいる。また、つくば都市交通センター発行の交通弱者のための「つマップ(みんなにやさしいつくばセンターマップ)」もその一例である。
 しかし、筑波研究学園都市は建設されてから長い年月が経過している。つくばセンター地区も1980年に施工されてから22年が経ち、施設・設備に見直しやメンテナンスが必要な時期に差し掛かっている。平成17年度にはつくばエクスプレスが開通予定であり、つくばセンター地区の施設・設備の大きな変貌が予想される。
 こうした視点から、我々地域施設班ではつくばセンター地区にある駐車場と近隣諸施設を結ぶ動線を対象としたさまざまな調査を行い、バリアフリーの視点から問題点を発見していき、改善策の提案を行うことを目的とする。

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