3.結論

AAP活動に参加することで、公園の維持管理における実利的な効果を上げることは出来ないが、活動参加者には公園に対する愛着心などの精神的効果を与えていることがわかった。  

現段階での市民参加の主な役割は費用削減などの実利的なものではなく、市民の公園に対する意識を高めることで、公園の利用拡大や利用状況の改善を促すことだと考えられる。しかし今後、活動の範囲を広げることで実利的な面での効果実現の可能性も十分ある。AAP制度など、市民活動が効果をあげるためには活動自体が市民の間に浸透することが必要不可欠である。市の見通しによれば、AAP活動の拡大に伴って活動が活発に行われることで業者委託による維持管理の回数・割合を減らすことが可能である。 今回の実習を通して、今までは行政の仕事だとされてきた公園の維持管理において、市民の力の可能性を探ることが出来た。しかし、つくば市における市民活動は始まったばかりでさまざまな問題が山積しており、行政による継続的な基盤整備・支援が必要不可欠である。今後、行政からの十分なバックアップがあれば、市民参加の潜在的な力を引き出すことが可能だと言える