2-5-4 ヒアリング結果
市へのヒアリング
- 白畑公園とけや木公園の草木にかかる費用と管理の回数
白畑公園・・・年間66万円、芝刈4回、清掃50回
けや木公園・・・年間42万円、芝刈4回、清掃50回
ただし、将来的にAAP活動が活発になり、実利が上がれば、園内清掃の回数を減らすということも考えられる。
- 花壇の場所は提供するが、費用的な面では自治会や子供会の費用でまかなってもらうため、市としては援助しない。
市としてはAAPの活動から実利的な面の効果は望んでいない。費用を削減したいのであれば、別の方法を取っている。AAP制度で公園に対して住民に愛着を持ってもらえればいい。よって、AAPの活動の基盤はあくまで自治会であることが望ましい。
- 公園管理に携わる職員の不足によって、AAP制度普及のための広報活動やアダプトサインの設置などが滞っている。
- AAP制度に参加し、活動している市民に対して、税額控除などの優遇措置はとれないが、公園遊具を優先的に設置、補修することはできる。
- 公園管理のために市ではない特別な機関を設立して運営を任せること自体には異論はないが、財政的にも、常識的にも実現される可能性は低い。「市としては財政的にそのようなことをする余裕はない。
- 公園自体で利益が上がることはないので、運営を率先して申し出る企業や団体はないと考えられるが、もし、市の要望に合う公園の運営管理団体があったら、市の業務を任せることは可能。また、公園管理費用を団体への援助というかたちにすることも可能。
AAP活動団体へのヒアリング
- みもり園・・・福祉施設
活動回数:月1回
活動場所:大久保公園
参加者:園で暮らす人たち10人くらいずつ
活動内容:ゴミ拾い
きっかけ:地域貢献。園の認知度を高める。地域交流を図る。
問題点:他の福祉施設と一緒に作業すれば交流できてよかったが、日課が合わなかった。企業の人にも参加を呼びかけたが、平日なので人は集まらない。地域に貢献しているというアピールが、逆効果になる可能性があることへの不安。
その他:ゴミは連絡すれば市が回収するが、自分たちで持ち帰っている。ゴミ袋は市役所まで取りに行けば配布してくれるということだが、自分たちで持っていっている。公園は地域住民より工事現場で働く人などが多く利用している。利用者が活動を見てくれたら、マナーもよくなるのではないか。
- ホテル東雲・・・民間企業
活動回数:不定期(毎朝の清掃時に)
活動場所:東新井緑地公園
参加者:ホール担当の社員
活動内容:ゴミ拾い・低木の剪定
きっかけ: 市からの募集。公園が近いため。
目指すもの:地域貢献。散歩する人に心地よく感じてもらう。
問題点:市から木の剪定を禁止されている。公園で休む人のためにテーブルといすを設置したが、市から禁止された。
その他:花を植えるのは難しい。
- 千現一丁目・・・子供会
活動回数:月に1度
活動場所:けや木公園
参加者:子供会に所属している10〜20人(子供だけでなく保護者も必ず参加)
活動内容:ごみ拾い(いろいろなごみを分別して集める)
行事(新緑の公園遊び、夏休みのラジオ体操)
きっかけ:自治会を通して子供会に持ちかけられた。
今までしてきた公園の清掃に名目を持たせる。
目指すもの:活動内容の拡大は考えていないが、参加人数を増やしていくこと。
問題点:役員が毎年交代する為、役員の熱意によって活動内容が変化する。
代替わりの時期は忙しいため活動が出来ない。
- 春日4丁目・・・自治会
活動回数:月1回
活動場所:桜山児童公園
参加者:春日4丁目町内会 15,6人
きっかけ:平成3年から町内会で地域のゴミ拾いをしていたが2年前につくば市からの要望でAAP制度に加入した。
目指すもの:地域の美化、町内会の結束力向上。
問題点:行政の支援が足りない。
会員のモラルは向上が、他者のモラルが低下する。
通過住民のゴミなどに対する意識があまり高くない。
社会奉仕を満足させるような政策がない。